介護・福祉業界で「ケアの質が高い職場」の特徴はご存知ですか?
- 専門的な知識が多い?
- 大規模法人?
そういうことは、あまり関係がありません。
基本的に「利用者満足度が高い職場」は、職員に元気がある施設・事業所です。
元気があることによって、そのポジティブな雰囲気が介護サービスや福祉的支援に良い影響を与えていきます。
ポジティブな職場の雰囲気が、介護の質に良い影響をするため、利用者満足度も高くなるのです。
そうなると、カスタマーハラスメントいわゆるクレームも少なくなっていきます。
それに関しては下記の記事をご参照いただければと思います。
就職・転職活動をする際は、「組織に元気がある」ことは、非常に働きやすい職場の指標になると思います。
このような職場に勤めることができたら、「介護や福祉の仕事が楽しい!」と感じると思います。
それは長く勤めることができる職場=ホワイトな職場ということになります。
「元気がある組織に勤める」ことはとても重要なことなのです。
今回は「組織に元気がない職場は楽しくない」をテーマにお伝えしていきたいと思います。
この記事はシリーズ化しています♪
リンクを随時貼りますので良かったら読んで見てください♪
今回は2.の「間違いなく組織に元気がない介護や福祉の職場は楽しくない!」をお伝えします。
・現職の組織に元気がないと感じている方へ
・精神的にきつい組織であると実感がある方へ
・離職が多い職場にお勤めの方へ
・組織に元気がない職場は、ブラック職場の初期段階!
・組織に元気がないと、人間関係のトラブルに徐々に発展してくる!
・組織は病気になる!
・組織が病気になった後は「堕ちていく」のみ!
組織に元気がない介護や福祉の職場は楽しくない理由
介護・福祉施設の中で「ケアの質が高い職場」は組織に、「活気」があることをご存知ですか?
つまり元気がある組織です。
利用者へのケアの質も高く、職員のアイデアや自主性が活発です。
職場の満足度も高いことが特徴的です。
個人の性格による明るさというわけではありません。
全体的に職員の笑顔が仕事の中で出てきます。
この「笑顔が職場の中」で溢れているかがポイントです。
ポジティブなもの・雰囲気は、職場の雰囲気として広がっていくのです。
もちろん、ネガティブな雰囲気も同様です。
組織に元気がない介護や福祉の職場は、ブラックの初期段階だから楽しくない!
上記のような場合があったら、何が原因だと想像しますか ?
その職員一人だけであれば、 「何か問題あったのかな?」等の想像になりませんか?
一般的には「個人を心配する」という状況がうまれます。
このような状態になると、「大丈夫か?」と不安になりませんか?
あまりにネガティブな状況が職場に「まん延」していると、不安が広がっていきます。
そして、それは自分自身にも影響することがあります。
心身とも 組織が疲れてくると、トラブルが続発する傾向に向かいます。
この状態が慢性的に続くと、「愚痴」や「ネガティブ」な部分が顕在化してきます。
ここで厄介なことは、心身とものに疲れていることが慢性化し、「組織の病的な状態」が続くと、改善していくことに非常にパワーが必要になるということです。
最終的には改善することすら、エネルギーがでないということになります。
そうなるとブラックな職場が出来上がります。
組織に元気がない介護や福祉の職場は、人間関係のトラブルに発展してくる!
身体と精神はセットです。
運動したら「すっきりした〜」と爽やかな感情というのがありますよね?
運動して疲れた状態の疲れは、肉体的な疲労です。
肉体は疲れているけど、精神的には充実しているのではないかなと思います。
精神的に多少疲れたとしても、肉体が健康であればどこか旅行に出かけたり、気分転換をはかったりとリフレッシュした行動ができます。
肉体と精神は常にバランスをとることが必要です。
これは健康的に仕事のパフォーマンスを保つ・発揮するために非常に重要なことです。
ただし、介護現場は体力的に「きつい」仕事もあり、肉体的な疲れが残りやすい仕事でもあります。
その上で組織がトラブルを抱えている状態であれば、精神的苦痛をスタッフは感じることも多くあります。
つまり心身ともにダメージを受けることだって多いのです。
それが続いてくると、「イライラしている人」「愚痴・悪口・陰口を出してしまう人」が出てきて、職場の雰囲気が徐々に悪くなってきます。
組織に元気がない介護や福祉の職場は「組織的病気になる」から楽しくない!
組織も所詮は「人の集合体」です。
元気がない状態が長く続けば、病気になります。
その組織的な病気をすぐに治療することができれば、元気な職場を持続することができます。
組織が風邪を引いたら、すぐ治療しなければなりませんが、風邪を引いてることに気づかない職場もあります。
気づいていないので、「無理をしよう」とします。
つまり無理をするから、「余計ひどくなる」のは当たり前なのです。
元気な職場は、一度風邪をひいたとしても、「再び風邪をひかないようにと予防行動」を行います。
つまり元気な職場は、働きやすい職場を維持できるのです。
組織に元気がない介護や福祉の職場は「堕ちていく」のみ
改善が出来なくなった場合になりますが、組織が病になった後はそのまま「質の低い状態」で事業活動をしていくことになります。
一般企業であれば、このような状態になれば「倒産」の結果となりますが、介護・福祉事業においては、「財務」においては、基本的に安定していることが多いです。
ですので財務的に倒産するケースは、比較的少ないと思います。
つまり最終的には「重大な問題を起こす」か、「働き手がいない」ことで、労務倒産になることがあります。
ブラックな職場で働くことは、そこで「働く人の将来性を狭める」ことになります。
それに気づかなければなりません。
介護・福祉業界の仕事は、たくさんあります。
たくさんありますが、その中で働きやすい職場を見つけるのは至難の技です。
求人票やインターネットで載っている口コミ等では、ほぼわかりません。
当ブログで紹介してあるノウハウを参考にしていただければと思います。
良い職場で勤めていくとことがキャリアにも繋がっていくことになります。
まとめ:組織に元気がない介護や福祉の職場は確実に楽しくない!
「仕事が楽しくない!」と感じているのであれば、それは「個人」の責任ではないです。
介護・福祉業界の仕事は、チームプレイです。
職場の働きやすさを変えようとしても、一人の力ではどうにもできません。
一度組織が崩壊すると、再び「まとも」な状態にまで戻すことは長い年月がかかります。
介護・福祉業界の職場は、「変化が苦手な傾向」があります。業務効率を向上させようとしても、改善しにくい原因は、変化が苦手な部分がネックになります。
一度根付いて浸透してしまった文化は変わりにくいです。
そのため、転職して成功したほうが福祉の仕事をずっと好きでいられて、健康的にも良く人生が充実すると思います。
その職場に強い思い入れがあるのであれば、頑張る価値はあるのかもしれませんが、転職情報を集めるほうが最短で、良い介護・福祉の職場職場を見つけることができます。
ブラックな職場に都合よく利用されるのは避けたほうがいいです。
「頑張れる価値のある職場」を見つけましょう。
参考になれば幸いです。