FUKUTEN blog

介護や福祉の仕事は楽しくてやりがいがあるものです!実体験に基づく記事にしています。

MENU

介護や福祉の転職で必ず押さえるべき「志望動機」3つのポイント

志望動機は履歴書に書くことも多いですし、必ず面接で聞かれると思います!

人事担当者として1000人以上の介護・福祉職の方々とお話してきました。(プロフィールはこちら>>)

「志望動機ってどう書けばいいの?」

「志望動機って効果的な伝え方ないのかな?」

そんなお困り事はありませんか?

志望動機は非常に難しいです。

たとえ明確な目的があったとしても、「応募先にとって印象が残るものなのか?」わかりません。

 

介護・福祉業界は「人手不足だから、そんなに深く考えなくていい」という考え方もあるかもしれませんが、それは安易な考え方だと思います。


採用面接で「同じ内定」でも

・期待して採用される

・とりあえず採用される

上記では、全くスタート位置が違うことになります。

 

今回は「介護や福祉の転職で必ず押さえるべき 『志望動機』3つのポイント」うテーマにお伝えします。

「未経験」「経験者」「無資格」「有資格」の関係はありません。

どの状況の方でも、役に立つかと思います。

こんな方にオススメ♪

・志望動機の書き方に迷っている方へ

・印象に残る伝え方をしたい方へ

 

結論

・働きたいと思わせる動機を書くとよい!

・最重要は「熱意が伝わる」こと!

・POINTは「方針」「その職場の強み」「競合他事業所との違い」の3つ!

\ あなたにとって理想の職場/

介護・福祉の仕事で転職するための志望動機の考え方

私の経験上「一緒に働きたい!」と思い採用に至る方には、共通点があります。

それは「熱意」があるかどうかです。

この「熱意があるかどうか?」は、大変重要なことです。

採用担当者はこの「熱意」を重視されている方が実に多いのです。

 

志望動機は「熱意」を表すために、最適なポイントであるといえます。

志望動機をしっかり書く・伝えることによって、採用担当者に絶大な好印象を与えることも可能です。

介護・福祉の仕事で転職するための「履歴書」についての考え方

・職歴はどうか?

・学歴はどうか?

そのようなことは、一般的に見られます。

その中で「転職歴が激しいとマイナスの方向に働くことがある」ことを記事にしましたが、その回避方法もお伝えしました。

介護・福祉の仕事で転職するための「好印象」な志望動機

まともな採用面接試験では、まず人事担当者が聞くことは「志望動機」です。

この志望動機を皆さんはどのように書くでしょうか?

志望動機を書くのは、大変難しいですよね?

 

インターネットでは、志望動機を代わりに書くようなツールが無料であるそうですが、そのようなツールを使って志望動機を書くことは、おすすめしません。

 

むしろ、「熟練した」採用面接官は、志望動機と発言の矛盾に違和感を感じ取る人もいます。

どんなに繕ってもわかりますので、ツールを使っても「参考程度」にしましょう。

詐称と同じように「ごまかす」ことは絶対にやめましょう。

 

志望動機は「恋愛」で例えると、「ラブレター」です。

そのラブレターを、アプリやツールでつくられたものを読ませられてうれしいですか?

介護・福祉の仕事を目指されて職場を選んだと思います。

雇用側は下記のような思惑があります。

「優秀な人材を雇いたい」

「方針が合う人材を雇いたい」

「長く勤められてくれるような人を雇いたい」

「熱意がある人を雇いたい」

雇用側としては、求職者が「介護や福祉の職を目指した動機」にはあまり関心がないことが多いのです。

なぜ「介護・福祉の『職』を目指した志望動機」に関心がないのか?

例えば、障がいのある方へサービスを提供する事業所であれば、志望動機として「家族に障がい者がいるから、障害のある方の役に立ちたい!」そのような志望動機があったとします。

 

雇用側へ「対象者に対しての理解はあるな」と思わせることはできます。

ですので、良い印象での一定の効果はあります。

 

人手不足の職場なら、内定をもらえる可能性は十分ありますが、「人気のある職場」もしくは「人材をきちんと選びたい」という思惑があるような職場に関して言えば、この書き方だったら「物足りない」と思います。


よって「見送る」「不採用」という選択をすると思います。

※あくまで志望動機だけに限定した話です。

なぜ「介護・福祉の『職』を目指した志望動機」ではダメなのか?

理由は「その動機であれば、その法人・職場でなくてもいいから」です。


つまり「あなたの志望動機は、私たちの職場でなくてもいいですよね?」と採用担当者に聞かれた時には「そうですね・・・」としか言いようがないです。

 

「絶対にこの職場じゃないとダメだ!」という「熱意」がない限り、相手の印象に残る志望動機にはなりえないのです。

志望動機で大事なことは、その職場に対することを書かなければなりません。

介護・福祉の仕事で転職するための志望動機は「職場」のことを書こう!

ラブレターを書いたことありますか?

書いても書いてなくても想像でもいいです。

・自分の紹介

・好きになった理由

・好きな人を称賛する

・自分とお付き合いすることができたら、どういうメリットがあるのか?

そのようなことをラブレターには書くと思います。


それを志望動機にも応用すればいいのです。

志望動機には、その職場が

・自分の紹介

・なぜ「気になったか」の理由

・その職場を称賛する

・自分を採用された時のメリット

この流れがポイントになります。

 

志望動機の中で、「その職場が素敵な理由」を語っていますか?

それが多ければ多いほど良いです。

「熱意」へと結びつけば、採用担当者は文句のつけようがありません。

介護・福祉の仕事で転職するための志望動機を書くために情報を集めよう!

実際に書くことになると、「流れがわかった」としても書くことは簡単ではありません。

理由は「情報」がないからです。

 

例えば、「その職場の褒めるところを、どのように見つければいいのか?」という事態になります。


解決策は簡単です。

「実際に職場に見学に行けばいい」のです。

職場見学に行って、そこで感じたことを「志望動機の理由」にすれば、相乗効果として人事担当者に受け入れられやすくなります。

 

「自分の目で見て、しっかり判断して応募してくれたのだな」

「この人材は信頼できそうだな」

「この人材はベクトルが一致しそうだな」

「この人材は職場に貢献してくれそうだな」

そのような印象を、人事担当者に抱かせることができます。

 

職場見学に行って、自分の目で確かめる行為は、「応募して内定をもらう過程」で強いポイントになります。

 

逆に職場見学にいって、何も志望動機理由が思いつかなければ、応募しなければいいだけです。


実際に職場見学に行くことは、職場を選ぶ理由としてもなるので非常に有効な手段です。

介護・福祉の転職に志望動機を書くための「その他の情報の集め方」

職場見学に行く事も勇気も必要ですし、今現在働いていたら時間も必要ですよね?

そこでオススメは、ホームページを見ることです

その職場のホームページを最低限確認したほうが良いです

 

「転職先の仕事はどこでもいい」のであれば、何も調べずに応募することもいいですが、そのような方はあまりいません。


「絶対に良い職場に出会いたい!」であれば、相手を調べることは重要です。

ホームページだけでも最低限確認してください。

介護・福祉の転職に志望動機を書くため「方針」を調べよう!

まずはその職場の「方針」を調べましょう。

その法人・職場は「どのような考え・理念で活動をしているのか?」

これを絶対に確認しましょう。

 

この部分は「その職場が何のために働くのか?」を社会に明言していることになります。

ホームページのデザインが良ければ尚いいですが、デザインの良し悪しで判断することは避けましょう。

 

内容の良し悪しで判断した方が、よろしいかと思います。

介護・福祉業界の予算というのは限られており、ホームページを職員の手作りで行なっているところもあります。

その手作り感満載のホームページの中にも、その職場の想いや熱意が必ずあるはずです。

 

デザインの良し悪しで良い職場かどうかわかりません。

デザインで判断せず内容を見ましょう。

 

そして面接の時に答えればいいのです「ホームページを拝見して、内容を熟読すると感銘を受けた」という感じです。

ホームページが「雑」であることは、雇用側もわかっていることが多いわけです。

 

ですので「手作り感満載のホームページでも、読んでくれてるんだ」と好印象を与えることは可能です。

介護・福祉の転職に志望動機を書くため「その職場の強み」を見つけよう

そのホームページの中で、「その職場が得意としていること」もしくは、「繰り返し伝えていること」を見つけましょう。

その職場が「PRしたい部分」を汲み取ることです。

 

例えば、ホームページの中で「新規事業部の立ち上げが、相次いでいる!」というような文言が書かれていたとします。

その実績の写真などを提示されて、強調されている書き方になっているとしましょう。

それをこちらで汲み取りましょう!

 

志望動機としては

「新規事業の立ち上げが相次いでいることを、ホームページで知りました。

地域社会から頼られている証拠だと思います。」

このようになります。

介護・福祉の転職に志望動機を書くため「他との違い」を見つけよう!

応募を予定している職場以外のホームページも見てみましょう。

これは、「介護・福祉の仕事ができるのであれば、どこでもいいのでは?」と採用担当者に思われないためです。

 

同種の職場のホームページを見て、応募する施設・事業所の「強み」「独自性」を見つけましょう。

「転職活動にあたって、様々な職場について調べましたが、御社は「〇〇」の部分が、他にはないポイントでした。」

 

そのように履歴書に書かれている・面接で伝えられると、人事担当者は「この人材はしっかり調べてくれてる!」という印象を与えることができます。

「いろんな職場の中から、選んでくれた」ことがわかると落としにくくなりますよね?

「内定を取りたい!」と考えるのであれば、

介護・福祉の仕事では、志望動機については、「落とされにくい」ように仕向けると良いです。

まとめ:介護や福祉の転職で必ず押さえるべき「志望動機」3つのポイント

志望動機については熱意が伝わることが重要です。

そしてそのポイントは、「方針」「その職場の強み」「競合他事業所との違い」の3つです。

具体的な書き方・伝え方については下記の記事を参考にすると良いかと思います。

今回のテーマには下記の記事もオススメです♪

転職成功する秘訣は、良い職場を見つけることです。

そして、その職場に採用されることです。


「良い職場」を見つけることが、非常に難しいことになってきます。

今回は志望動機をテーマにしましたが、良い職場を見つけることが最優先になります。 

\最後まで読んでくれてありがとう♪/

参考になれば幸いです。