「退職して転職することを決めた!でも採用試験はどうしよう・・・」
「採用試験があるなら、応募することはやめようかな・・・」
採用試験があると面倒だと感じやすいですよね?
できれば簡略化して、面接だけで働くことをしたいと考えることは、自然なことです。
介護や福祉業界で「良い職場」は、採用試験をしっかりと行なっている傾向があります。
それについては下記の記事をご覧ください。
採用試験があるからと言って、「その職場に申し込みをしない」というのは「『損』をしている可能性の方が高い」ように思います。
ですので、採用試験があるからと言って見送る必要はありません。
今回は「採用試験・面接対策は内容より「その前」が大切!」をテーマにお伝えします。
・転職をお考えの方へ
・応募したい転職先に採用試験がある方へ
・近々採用試験を控えている方へ
介護・福祉で採用試験・面接対策は内容より「その前」が大切と言える理由
介護・福祉業界も、採用試験は様々な試験内容を取り入れている職場が多いです。
大規模法人は、まず間違いなく面接以外にも、筆記試験などを 取り入れ様々な角度から求職者を判断しようとしています。
中小規模の法人であれば、面接試験だけで内定を出す職場は多い傾向があります。
ただし中小規模法人でも、「しっかりと良い人材を見極めたい!」と考えている職場は、複数の面接試験を行う等で、判断することもあります。
そのため、「採用試験があることを前提」にして、転職活動をしておいた方が転職成功をしやすいといえます。
採用試験を通して、内定を得るための全過程でのポイントを紹介をしていきます。
介護・福祉で採用試験・面接対策は内容より「その前」:マナーは全職員に気をつけること
マナーに最大限に気をつける事が1つ目です。
募集に応募すると決め、その事業所に連絡した時点より「人事担当者に関わる」ことになります。
その人事担当者に誠心誠意の礼儀を尽くすことだと思います。
ポイントは「その人事担当者だけではない」ということです。
その職場で出会う人・話す人全員にきちんと礼儀を守りましょう。
礼儀を全員に尽くす理由は、他職員に対して礼儀・マナーを守らなかった場合、事務職員から人事担当者に「この人はこういう人間性もありますよ?」と報告にされる場合があります。
つまり、いくら人事担当者の前『だけ』礼儀・マナーを守ったとしても、他の職員からネガティブな報告をされればアウトになる可能性があります。
採用試験において、その職場に赴く時には確実に会う人全員に礼儀を尽くしましょう。
そのようにしないと、採用試験でのポイントが高くても、ネガティブな報告をされたら内定まで結びつかない可能性があります。
実際に人気の事業所は、合否の決定は「窓口となった事務員」の意見も聴く事業所も実際にあります。
また内定をもらって、実際に働くようになったら同僚になります。
印象が良いほうが得です。
介護・福祉で採用試験・面接対策は内容より「その前」:時間の流れに対応すること
時間の流れに対応することが2つ目です。
社会人として「時間を守る」は、当たり前の事ですが、気をつけるポイントがあります。
職場によって「時間の流れ方」が違います。
例えば、早すぎて嫌がられることもありますし、早く到着することが当たり前だと考える職場風土もあります。
ですので「時間」については曖昧な部分が多く、根拠なく「5分前には到着しておいた方がいいだろう」という考え方になる方が多いです。
そのような考えでも悪くはありませんが、「あたりまえのこと」なので印象が普通です。
採用担当社に良い印象は与えられません。
「時間」も意識して良い印象を与えましょう。
具体的な方法は、「15分前には、着いていました」とアピールをすることです。
具体的には、受付窓口に行って
「本日採用試験を受けに来た〇〇と申します」
「少し早く着いてしまいました」
「お邪魔になるようでしたら車の中で待機しておきますがいかがでしょうか?」
上記のようにその職場に伝達しておくとよろしいかと思います。
人事担当者がそれを聞いたら「報告・連絡・相談ができる人」だと良好な印象も与えられます。
介護・福祉で採用試験・面接対策は内容より「その前」:応募を複数していることを悟られないようにすること
複数応募を悟られないようにすることが、3つめです。
「他の事業所と検討している」ことを、悟られないように努力することです。
転職活動を始めると、一つに絞るということはやめたほうがいいと思います。
複数の応募先に申し込んでも、全然構わないです。
複数から検討することはリスク管理としては正しいといえます。
「採用結果が出てから、次の応募を検討する」ことが良い転職方法とする考え方もありますが、生活もあることですし、転職活動を急ぐ人には適切ではありません。
ですので、複数から応募する考え方は全然間違ってないです。
「なぜ複数の申込みをしていることを、悟られないようにするのか?」
雇う側からの考えをイメージしましょう。
おそらく転職条件を明確にし、合致した職場はおそらく人気の職場です。
ですので、複数の職場から選んでいる=「この職場に絶対入りたいという意思のない人を雇うメリットがない」と雇用する側は判断する可能性があります。
つまり、「悪いイメージ」を人事担当者を「し易い」のです。
だから「悟られないようにする」ことが、良いです。
あえて複数の申し込みをしていることを述べる必要はありません。
持っているスキルに希少性があり、自信があるものであれば「他の職場にも申し込んでいます」と交渉することもあるのかもしれませんが、内定を得ることに注力する場合は「交渉」は、避けるべきです。
採用試験関係では、他と申込みが重複していることは悟られないようにしましょう。
人事担当者でなく、連絡を取る方が全てです。
もし「他の職場に応募していますか?」と聞かれたら、正直にお話しましょう。
このように人事担当者が聞くことは、「興味」をもっている証拠になります。
つまり「他の応募している職場に行かれないように、採用しておきたい」という人事担当者の気持ちの現れになります。
ですので聞かれたら正直に答えましょう。
「もし内定がウチと他の2つ出たらどちらを選びますか?」
こう聞かれたら
「改善志向が強いと感じる職場を求めています」
「利用者主体を感じる職場を選びます」
このように選ぶ基準を伝えましょう。
それについては下記の記事をオススメします。
採用試験・面接対策は内容より「その前」:内定を複数もらった場合の断り方についての例
内定を複数もらえた場合、内定を断る職場については説明をすればいいだけです。
「内定をいただきありがとうございました」
「他の職場からも内定をいただきました」
「検討した結果他社での内定を承諾することにしました」
「ご縁を頂戴したのに失礼にあたるような行為なり申し訳ありません」
「貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます」
上記のようなことを、電話やメールで伝えるとよいです。
★複数の内定もらったけど内定辞退はいい?【介護・福祉の仕事】
まとめ:採用試験・面接対策は内容より「その前」が大切!
介護・福祉業界は、人材不足が顕著ですが「どこでも選べば良い」というわけではありません。
「応募先の職場を見極めること」
「見極めたら、その良い職場に入社すること」
上記が王道のルートです。
「採用試験がないことを条件」に、転職活動をする方がおられますが、基本的に採用試験のあるなしで応募先を選ばない方が宜しいかと思います。
しかしながら、「数ある求人票からどのように良い職場を選ぶのか?」そのノウハウも必要になってきます。
当ブログでは、「ホワイトで理想的な職場の探し方について」ノウハウを記事にしていますが、下記のノウハウを使うことによって「転職活動は『驚くほど簡単』になると思います。
そしてなおかつ、採用試験などの情報も事前に得られることも可能です。
参考になれば幸いです。