「気になった職場の評価やレビューを信じてしまう」
「インターネットで評判や口コミをまず調べてしまう」
「口コミや評判をみて、応募を諦めるもしくは決める」
現在はインターネットで、簡単に評判やレビューを見ることができます。
ですので、転職先を調べようと思ったら、「〇〇法人 評判」などで検索して調べてしまう人もいるのではないでしょうか?
もしくは、転職サイトが収集しているデータなどを参考にして決めてしまうこともあるかもしれません。
そういったことが決して悪いわけではありませんが、それを「信じてしまう」ことも選択の幅を減らしてしまうことになりかねません。
今回は「気になった職場の評価やレビューは活用できるのか?」をテーマにお伝えをしたいと思います。
・転職先を探している方
・インターネットの口コミを信じてしまう方へ
- 介護・福祉職の転職で口コミ・評判を活用する理由は?
- 介護・福祉職の転職で口コミ・評判は「主観」が入りすぎる
- 介護・福祉職の転職で口コミ・評判は「過去」を述べている
- 介護・福祉職の転職で口コミ・評判は「証明」するものがない
- 介護・福祉職の転職で口コミ・評判は「一般の人の口コミ・評判」が参考になる
- まとめ:介護・福祉職の転職で口コミ・評判は活用できるのか?
・転職で口コミ・評判は「参考程度」にしたほうがよい
・必ず自分の目で確認した方が良い
介護・福祉職の転職で口コミ・評判を活用する理由は?
情報を得ようとしたら、簡単にインターネットで転職先を探すこともできます。
その評判や口コミを参考にすることだってできます。
情報を仕入れようと思ったら、いくらでも仕入れることができます。
重要なのは、「それが信じられる情報かどうか?」ということだけです。
これは転職活動だけではなく、インターネットを活用する際は、常に情報の精査をしないといけません。
インターネットは「誰でも自由に情報を流すことも取得すること」もできます
今回のテーマである「転職活動において、気になった転職先の口コミや評価を情報として多く活用すること」についても同様です。
特に就職先や、次の転職先を見つける時もインターネットは大いに活用できます
その大きな理由は、「時間の節約」ではないでしょうか?
実際に「自分の目で確かめてみる」ことが特に重要なのが転職活動の鉄則ですが、わざわざ見学に行くまでの時間も体力もないのであれば、やはりインターネットで大まかな情報をつかんで募集に応募してみるということもあると思います。
しかし、大前提としてインターネットでの情報収集は気をつけることが、たくさんあることは理解しておかなければならないのです。
介護・福祉職の転職で口コミ・評判は「主観」が入りすぎる
転職先の情報を発信しているインターネットの掲示板や、口コミのサイトなどは「誰が発信しているのか?」をしっかりと吟味しなければいけません。
おそらく「実際に勤めていた人」が書くのでしょうが、全ての情報が実際に勤めていた人なのかは全くわかりません。
単純に考えて、実際に勤めていた人が辞める時に、「勤めていて良かったこと、悪かったこと」を冷静に描けるかといえばそういったことばかりではないと思います。
主観が入ることが多いのではないでしょうか?
例えば、円満退職をその職場からした人であれば、感謝の気持ちとして書くことはあるでしょう。
そして良い所ばかりを書くこともあると思います。
逆に喧嘩別れしたような退職になってしまうと、逆に悪いところを前面に押した評価を書きやすくなってしまうはずです。
「評価」というのは主観が入りすぎるのです。
そして大事なのが1人1人感じ方は違うということです。
人間関係が悪い職場であれば、それは「その人にとってなのか?」「全体的な問題なのか?」というのは口コミや評価ではわかりにくいと思います。
「自分が美味しいと思っている食べ物でも、世間一般的にはそうでもない食べ物」もたくさんあります。
つまり、ひとりひとりの感じ方が違うということです。
勤めていた人が、そのような口コミを掲載している場合以外にも、実際に勤めている人がわざと退職者のふりをして、採用・応募がしやすいように誘導しているいわゆる「サクラ的なもの」もある可能性はあります。
もちろん根拠をもって、誠心誠意書いてある情報もたくさんあると思います。
しかし、自分自身で目で確かめることが一番重要なことであることは確かです。
評価や口コミサイトをあまりにも、信じすぎる事は「選択肢」を少なくしてしまいます。
介護・福祉職の転職で口コミ・評判は「過去」を述べている
「変化を積極的に求めている職場」は、常に良い方向に向かうように努力しています。
ですので、過去悪い状況があったとしても、それが今を映しているのかどうかというのは全くもってわかりません。
「その情報はいつ書かれていたのか?」
これも重要になってくるのですが、悪い情報であったら、それが「今でも残っているのか?改善されて良い方向になっているのか?」は、やはり実際にその職場を見てみないとわからないことが多いのです。
逆に「良い情報でも、悪い状態になっている可能性」もあります。
ですので、先述した「主観が多い口コミ・評判に加えて、過去の事を述べている」という状況は、やはり信用性が落ちる情報だと思っていて良いかと思います。
介護・福祉職の転職で口コミ・評判は「証明」するものがない
しかし、介護や福祉の職場で、根拠がある写真を掲載することは、個人情報等の管理もあって、困難なことが多く無難なものしか掲載されていないことも多いです。
ましてや「ワーク・ライフ・バランスが整っています」という情報についても、「どのように整っているか?」データ等を開示しないと信憑性というのはありません。
つまり、転職支援サイトやインターネット上の評価は、「信憑性という観点」では疑問点が残るのではないかと思います。
もちろん工夫によって、信憑性が高いデータを出すこともできるのでしょうが、実際に目で見た方が確実なのは間違いないです。
介護・福祉職の転職で口コミ・評判は「一般の人の口コミ・評判」が参考になる
転職者用の情報よりも、介護・福祉業界の特性を考えると、
「利用する側の評価」や「一般の地域の人たちからの評判」を参考にすると良いかと思います。
業界の特性上、社会貢献度が高い施設ほど注目度が高いと思っています。
ですので、「内容」より、「しっかりと評価してくれる人が多いと、社会貢献度が高い法人・施設」だと考えてもよろしいかと思います、
そのため「社会貢献度が高い・注目度が高い法人及び施設」は良い職場の可能性があります。
まとめ:介護・福祉職の転職で口コミ・評判は活用できるのか?
介護・福祉業界は社会福祉に貢献していくための事業です。
ですので、いわゆる一般企業の転職情報や口コミ・評判はあまり参考にならないのではないかと思います。
そして多くのインターネットの情報は内容の精査が必要です。
転職者用の口コミや評判レビューでは、「あまり内容がよくなくても、実際に自分にとってみれば、すごく良い職場だ」ということはたくさんあると思います。
ですので、必ず自分の目で判断するようにしたほうがいいです。
それが転職・就職活動の鉄則になります。
とはいっても、介護・福祉業界で仕事を探そうと思えば、求人票が多くどの職場が良いのかわからないという方が多いかと思います。
その中から「理想の職場」「ホワイトな職場」を見つけることは至難の技です。
下記のノウハウで「理想の職場」を探すことが、『驚くほど簡単』になります。
参考になれば幸いです。