「男性で介護士は負け組だ!」
「介護士をする男性とは結婚できない!」
「給与が低い!」
「経験を積んでも給与が伸びない!」
介護・福祉業界で働く男性介護士は、残念ながらそのように揶揄されることもありました。
介護・福祉業界自体が、「女性が多い傾向にある」ので、女性が活躍できる職場ではあります。
男性というだけで、特別有利に働くわけではありません。
そのため、職場によっては肩身の狭い男性介護士もいます。
もちろん肩身が狭くもなく、逆に「異性にモテる」介護士もいます。
時代とともに薄れていはいるようには思いますが、我が国は文化的に、どうしても「男性が外で仕事」をして、「女性が家庭を守る」というような文化があります。
ですので「男性は稼がないといけない」という雰囲気があることは感じています。
基本的に業界全体としては「平均年収が低い」イメージのある介護・福祉業界では、「男性はあまり相応しくない」と揶揄されていることもあのです。
ただ勘違いして欲しくない事は、「だからといって介護職として活躍している男性が将来性がない!」というのは単純すぎます。
今回は「男性介護士の将来性について考察」したいと思います。
・介護職の将来に自信がない方
・介護職でいることに不安がある方
・男性介護士で肩身が狭い方
・将来がない?悲観する必要なし!
・介護士の待遇は改善傾向!
・働く職場によって全く違う!
・専門職である!
・結婚も当然可能!
・逆に「玉の輿」かも!
男性介護士の将来性は?:将来がない?悲観する必要なし!
「将来がない!」と悲観する必要は全くありません。
介護・福祉の仕事が将来がないというのであれば、我が国の将来もないと言えます。
ですので、将来はないことは全くありません。
行政も日本の明るい未来のために「どう社会福祉の問題を解決していけばいいのか?」を真剣に取り組んでいます。
さらに介護・福祉の仕事は、今後科学技術の発展により 「AI 」に奪われない職業であるといわれています。
AI によって消える職業の中には福祉の仕事は入っていません。
もちろん「AI技術」が進んでいくことによって、介護や福祉の職場の中でも「しなくていい仕事・AIでも良い仕事」はAIが入ってくると思いますが、基本的に介護・福祉の仕事は社会の中では消えないのです。
つまり「働こう」と意思があれば、気力が続く限り働くことができます。
男性介護士の将来性は?:介護士の待遇は改善傾向
先ほど「わが国の社会福祉の問題を解決しよう」と行政も頑張っていると述べました。
その代表的なものとして、介護・福祉士の待遇は改善傾向に続いています。
これは高齢者のみならず他の福祉分野でも同様のことが言えます。
介護士として働く人材の所得も伸びていく傾向にあります。
事業所自体もキャリアパスを整備することによって、給与を向上していくための取り組みを行うことも増えてきています 。
そのため介護士という職業が低い賃金という考え方は「事業所・職場によって違う」といえます。
男性介護士の将来性は?:専門職である!
介護士という職は「専門職」にあたります。
その上で介護福祉士等の専門職の資格を取得しているのであれば、なおさら専門の知識があることになります。
資格を取得すれば「自分のキャリアが向上する」事はもちろんのこと、所得も伸びていきます。
そして一番重要なことと私が考えているのは、「日本の中であればどこでも、仕事として働くことは可能」と言うことです。
もちろん人材不足の業界でありますので、未経験の方でも比較的採用されやすいのが介護・福祉業界の特徴ではあります。
しかし、福祉系の職務経歴があり、資格等も取得していれば、「優遇される」と思っていいです。
介護士が給与が低いので、「副業」をアピールされる方もおられますが、個人的には、副業をする必要がありません。
副業が必要な方は、事情がある方であれば必要かもしれませんが、一般的には今の時代は「職場に恵まれていない」と考えられます。
つまり「職場の給与が低い」と思うのであれば、転職・キャリアアップの2択であろうと思います。
わざわざ副業をしてリスクを背負う必要はありませんし、もし副業を行うとしても本業につながるものが良いと思います。
男性介護士の将来性は?:結婚も当然可能!
結婚も当然可能です。
「共働き」であればなお良いです。
もちろん生活スタイルによっても変わることにもあると思いますが、「まともな職場」であれば全く難しいことではないと思います。
また、職場によっては育児休業・休暇を積極的に取らせている職場もあります。
ですので、男性だからと言って育児休業・休暇が取れないということはありません。
ワーク・ライフ・バランスを徹底的に職場内に浸透させなおかつ事業活動も行なっている職場もたくさんあります。
見つけることは大変ですが、介護・福祉業界でも「ホワイトな職場」はどんどん増えてきている傾向にあります、
男性介護士の将来性は?:逆に「玉の輿」かも!
逆に玉の輿の可能性もあります。
考えてみてください。
良い職場で仕事をしていることが前提になりますが、基本的にはワーク・ライフ・バランスが整っていて、なおかつキャリアパスを整理されていることは、非常にメリットなのです。
一般企業でも働く場所によっては、ここまで整っている職場は少ないと思います。
その男性介護士の年齢の平均年収よりも「高い平均年収をもらいながら、なおかつ休みも多く、生活の質を高く保てる」ということだってあるのです。
世の中には「頑張れば頑張るほど、給料はもらえる仕事」はたくさんあります。
たくさんありますが、そのかわり安定をさせることは至難の業です。
給料をたくさんもらっているから、幸せになれるということはありません。
パートナーとの時間も大切にしながら、なおかつ生活も無理をしないで暮らせることができるというのが基本にないといけません。
そういった意味では、介護・福祉の仕事はどんどん改革が進んでいるように思います。
さらに述べると、介護・福祉業界はかなりの需要が多いことは、業界外の人もわかると思います。
ですので「自分が頑張れば頑張るほど、出世がしやすい」という事にもなります。
そのことは「出世をすることによって、さらに待遇向上も可能」だということです。
それには実力が伴っていないなりませんが、良い職場であれば教育体制も整っていることが多いです。
勤務を続けていくことで「実力を養いながら待遇向上」をすることも可能です。
まとめ:【明るい!】男性介護士の将来性は?5つの視点から考える
男性介護士の将来は明るいです。
それは業界を知ればで間違いないと思います。
ただし、それを実感できるかどうかは確実に職場によります。
それが現在の介護・福祉業界です。
介護・福祉の職場でブラックな状態になってしまうと、業界自体に明るい兆しがあっても「その職場は明るい未来はない」と断言できます
もちろん「今がブラックな状態でも、将来的にホワイトな職場」になるかもしれません。
ただしそれは確実なことではありません。
経験的には経営を持続できません。
転職活動を始めようと思った時には「時すでに遅し」という状況も考えられます。
繰り返しますが、介護・福祉の業界での男性介護士の将来は明るいと思います。
それは実感するには職場によります。
必ず転職する際も職場選びには気をつけてください。
介護・福祉の業界は人材不足です。
人材不足だからこそ「あの手この手」で採用担当者もアピールしてきます・
「それが本当であるのか?事実とは異なるのか?」
これを見抜かなければ転職の成功はないと思います。
介護・福祉の業界は常に多くの求人票があります。
その中から「理想の職場」「ホワイトな職場」を見つけることは至難の技です。
下記のノウハウで「理想の職場」を探すことが、『驚くほど簡単』になります。
参考になれば幸いです。