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男性介護士の将来性:「負け組」はありえない4つの理由

男性介護士の将来は明るいですよ!負け組はありえません。(良い職場であれば)

人事担当者として1000人以上の介護・福祉職の方々とお話してきました。(プロフィールはこちら>>)

「男性で介護士は負け組だ!」

「介護士をする男性とは結婚できない!」

「給与が低い!」

「経験を積んでも給与が伸びない!」

介護・福祉業界で働く男性介護士は、残念ながらそのように揶揄されることもありました。

介護・福祉業界自体が、「女性が多い傾向にある」ので、女性が活躍できる職場ではあります。

 

時代とともに薄れていはいるようには思いますが、日本の文化的に、どうしても「男性が外で仕事」をして、「女性が家庭を守る」というような文化があります。

ですので「男性は稼がないといけない」という雰囲気があることは感じています。

基本的に業界全体としては「平均年収が低い」イメージのある介護・福祉業界では、「男性はあまり相応しくない」という理由で「負け組」と考えている方もいます。

それははっきり言ってありえません。

良い職場でキャリアを積んでいけば「一般的な平均年収を上回る」ことは比較的可能です。

 

「介護職として活躍している男性が将来性がない」というのは単純すぎます。

 

今回は「男性介護士の将来性:「負け組」はありえない4つの理由」したいと思います。

こんな方にオススメ♪

・男性で介護職の将来に自信がない方へ

 

結論

・人材を大切にしている職場で勤めれば、将来性もあり「負け組」はありえません。

\ あなたにとって理想の職場/

男性介護士の将来性:「負け組」はありえない4つの理由

「将来性がない!」と悲観する必要は全くありません。

介護・福祉の仕事が将来がないというのであれば、日本の将来もないと言えます。

ですので、将来性がないことは全くありません。

「将来性がない」という意味を考えると、

・発展性がないと捉えるのか
・仕事がなくなると捉えるのか

上記で’違ってきます。

例えば、今では人手の代わりに人工知能を導入することを代替手段として考えられていますが、「発展をする」という意味では将来性がある産業はたくさんあるでしょう。

しかし、「人がいらなくなる」という意味で考えると、人工知能で足りる仕事はどんどんなくなっていきます。

そのように考えると、介護や福祉の仕事というのも最後まで残ります。
その理由は人への直接的なサービスが必要であるためです。

ですので、介護職は人工知能に代替しにくいのです。
それに注目した大手の企業などは、介護・福祉事業に参入してきています。

つまり「男性というより介護職」が、いつまでも仕事ができる将来性があるといえます。

1.男性介護士が「負け組」はありえない理由:介護士の待遇は改善傾向

介護・福祉に携わる人材の待遇は改善傾向に続いています。

これは高齢者福祉のみならず、他の福祉分野でも同様のことが言えます。

介護士として働く人材の所得も伸びていく傾向にあります。

事業所自体もキャリアパスを整備することによって、給与を向上していくための取り組みを行うことも増えてきています。

そのため介護士という職業が低い賃金という考え方は「事業所・職場によって違う」といえます。

ですので、働きやすいホワイトな職場であれば、定時に仕事を終え、それなりに待遇も上がっていくということが可能になっていきます。

一方で、長時間労働などのブラックな働き方が状態化しているような職場であると、いくら政策により待遇を改善しようとしても、無駄なことになる危険性はあります。

ですので、職場選びで格差が当たり前のように存在していることがあります。

2.男性介護士が「負け組」はありえない理由:専門職である

介護士という職は、資格の有無に問わず広い意味で「専門職」にあたります。


その上で介護福祉士等の専門職の資格を取得しているのであれば、なおさら専門の知識があることになります。

資格を取得すれば「自分のキャリアが向上する」事はもちろんのこと、所得も伸びていきます。

そして一番重要なことと私が考えているのは、「日本の中であればどこでも、仕事として働くことは可能」と言うことです。

 

もちろん人材不足の業界でありますので、未経験の方でも比較的採用されやすいのが介護・福祉業界の特徴ではあります。

しかし、福祉系の職務経歴があり、資格等も取得していれば、「優遇される」と思っていいです。

介護士が給与が低いので、「副業」をアピールされる方もおられますが、個人的には、給与を高く支払うことに成功している職場で働くことにより、副業をする必要がありません。

副業が必要な方は、事情がある方であれば必要かもしれませんが、一般的には今の時代は「職場に恵まれていない」と考えられます。

つまり「職場の給与が低い」と思うのであれば、転職・キャリアアップの2択であろうと思います。

わざわざ副業をしてリスクを背負う必要はありませんし、もし副業を行うとしても本業につながるものが良いと思います。 

(上記に関連した記事はこちら>>)

3.男性介護士が「負け組」はありえない理由:結婚も当然可能

結婚も当然可能です。

私の同僚の話にはなりますが、「一般介護士のうちに結婚し、その後「管理者クラス」まで上り詰め、パートナーが育児に専念し一人の収入だけで十分生活ができている」という生活状況もあります。

もちろん生活スタイルによっても変わることにもあると思いますが、「まともな職場」であれば全く難しいことではないと思います。

また、職場によっては育児休業・休暇を積極的に取らせている職場もあります。

ですので、男性だからと言って育児休業・休暇が取れないということはありません。 

(ワーク・ライフ・バランスに関連した記事はこちら>>) 


ワーク・ライフ・バランスを徹底的に職場内に浸透させ、なおかつ事業運営も盤石になっている職場もたくさんあります。

自分の条件に合う良い職場を見つけることは大変ですが、介護・福祉業界でも「ホワイトな職場」はどんどん増えてきている傾向にあります、

4.男性介護士が「負け組」はありえない理由:逆にモテる

良い職場で仕事をしていることが前提になりますが、基本的にはワーク・ライフ・バランスが整っていて、なおかつキャリアパスを整理されていることは、非常にメリットなのです。

一般企業でも働く場所によっては、ここまで整っている職場は少ないと思います。

その男性介護士の年齢の平均年収よりも「高い平均年収をもらいながら、なおかつ休みも多く、生活の質を高く保てる」ということだってあるのです。

世の中には「頑張れば頑張るほど、給料はもらえる仕事」はたくさんあります。

たくさんありますが、そのかわり安定をさせることは至難の業です。

給料をたくさんもらっているから、幸せになれるということはありません。

 

パートナーとの時間も大切にしながら、なおかつ生活も無理をしないで暮らせることができるというのが基本にないといけません。

そういった意味では、介護・福祉の仕事はどんどん改革が進んでいるように思います。


さらに述べると、介護・福祉業界はかなりの需要が多いことは、業界外の人もわかると思います。

ですので「自分が頑張れば頑張るほど、出世がしやすい」という事にもなります。

そのことは「出世をすることによって、さらに待遇向上も可能」だということです。

それには実力が伴っていないなりませんが、良い職場であれば教育体制も整っていることが多いです。

勤務を続けていくことで「実力を養いながら待遇向上」をすることも可能です。

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まとめ:男性介護士の将来性:「負け組」はありえない4つの理由

男性介護士の将来は明るいです。

それは介護・福祉業界を知ればで間違いないと思います。

ただし、それを実感できるかどうかは確実に職場によります。

それが現在の介護・福祉業界です。

介護・福祉の職場でブラックな状態になってしまうと、業界自体に明るい兆しがあっても「その職場は明るい未来はない」と断言できます

もちろん「今がブラックな状態でも、将来的にホワイトな職場」になるかもしれません。

ただしそれは確実なことではありません。

経験的には経営を持続できません

 

転職活動を始めようと思った時には「時すでに遅し」という状況も考えられます。

繰り返しますが、介護・福祉の業界での男性介護士の将来は明るいと思います。

それは実感するには職場によります。

必ず転職する際も職場選びには気をつけてください。

 

介護・福祉の業界は人材不足です。

人材不足だからこそ「あの手この手」で採用担当者もアピールしてきます・

「それが本当であるのか?事実とは異なるのか?」

これを見抜かなければ転職の成功はないと思います。

\最後まで読んでくれてありがとう♪/

参考になれば幸いです。

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