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介護や福祉の仕事は楽しくてやりがいがあるものです!実体験に基づく記事にしています。

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介護福祉施設で働く看護師の役割は?現場経験から紹介!

介護福祉施設で働く看護師の役割は?メリットとデメリットは?

人事担当者として1000人以上の介護・福祉職の方々とお話してきました。(プロフィールはこちら>>)

「看護師資格の有効活用したい!」

「医療以外でも看護師の資格を活用したい!」

看護師資格を持っている方は、正看護師であれ、准看護師であれ、さまざまな場面で活躍できます。

実際に看護師の需要は大変多く、看護師を求めている福祉施設は非常に多いです。

ですので、もし介護・福祉業界で看護師をしようとするのであれば仕事に困ることはないと思います。

実際に介護・福祉の現場で活躍する看護師がどのような仕事かというのがあまりイメージをつかない方が多いかもしれません。

今回は福祉施設で働く看護師の仕事についてをテーマにお伝えします。

こんな方にオススメ♪
・看護師資格を持っていて、介護・福祉業界に興味がある方へ

 

結論
・ 介護福祉施設で働くメリットやデメリットを理解して、メリットが多ければ介護・福祉業界で働くことが選択肢になると思います!

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介護福祉施設での看護師の主な仕事について

事業形態や分野によって、実際には看護師の仕事は異なりますが、主なものを紹介していきます。

日常的な健康管理

福祉施設に入所している患者や利用者の健康管理を担当します。

健康状態の観察、身体検査、健康相談、健康教育などを行い、予防医学的なアプローチによって健康維持・増進に努めます。

基本的には、高齢・児童・障がい分野など大きな違いはありませんが、医療内容や健康においてのアドバイス・指導は看護師として、利用者家族等への対応も必要になってきます。

医療行為の実施

医師の指示の下、処置や投薬、簡単な検査などの医療行為を実施します。

また、医師の診療に同席し、診療内容の把握や補助を行います。


診療内容の把握や補助をすることによって、その内容を介護スタッフなどと共有し、介護スタッフが安全に介護できるように環境を整えることも看護師の仕事になります。

日常生活支援

利用者が日常生活を送る上で必要な援助を提供します。


食事や入浴、排泄、移動などの身体介助、認知症の方への生活支援などが該当します。

看護師だから「介護業務をしない」という考えは持たない方がよいかと思います。


介護をすることによって、看護師ならではの視点から、介護の質を上げるということだって可能になってくるのです。

ですので福祉施設で働く看護師は、介護の仕事の一部をすることが必要になってきます。

多くの福祉施設は、看護師の職員に介護業務の一部を行ってもらうことを期待していると思いますし、他のスタッフとの協調性を保つためにも介護業務への参画は必要だと思います。

ケアプランへの関与・実行

医師や看護師、ケアマネジャーなどと協力して、利用者のニーズに応じたケアプランを策定し、実行します。

利用者の希望や意見を尊重しながら、日々のケアを実施していきます。


実際には看護師がケアプランを作ることはありませんが、看護師からの視線をケアマネジャーに伝えることは必要になってきます。

コミュニケーション

利用者やその家族と適切なコミュニケーションを取り、信頼関係を築きます。利用者の状態やニーズを的確に把握し、チーム内での情報共有も行います。

福祉施設では長期的に利用者の方と関わることが多くなってきますので、短期的に治療が終わったら関係が切れるということはありません。

長期的な視点で看護を行っていくことが必要になってきます。

組織的な業務

福祉施設における看護師は、医師やケアマネジャー、介護スタッフなどと連携をとり、組織的な業務を担当します。


例えば、利用者の健康管理のためのプログラムや、職員の健康管理、緊急時の対応などがあります

介護福祉施設で働く看護師の楽しさは?

福祉施設で働く看護師の楽しさは、患者や利用者との長期的な関係性を築き、彼らの生活をサポートすることができることです。


福祉施設では、患者や利用者が自立した生活を送るための支援やリハビリテーションなどが行われます。

看護師は、医療ケアだけでなく、生活全般にわたるサポートを提供することで、患者や利用者がより豊かな生活を送ることができるように助けます。


また、福祉施設では、看護師がチーム医療の一員として、他の医療スタッフや介護スタッフと協力して業務を行うことが多いため、チームワークを築くことができる点も魅力の一つです。

患者や利用者が健康的で幸せな生活を送るために、多様なスキルや知識を持ったスタッフと協力することで、より効果的なケアを提供することができます。

また、福祉施設には様々な年齢層の患者や利用者がおり、彼らと関わることで、看護師自身が成長し、新しい知識や技術を身につけることができます。

そのため、やりがいや充実感を感じることができます。

介護福祉施設で働く看護師のつらさは?

福祉施設では、高齢者や障がい者など、病気や障がいを抱えた方が多く利用しています。

利用している方の状態が急変し、容体が悪化することがあるため、看護師は常に注意を払い、状況を把握する必要があります。

しかし、利用者の状態が急変し、予期せぬ出来事が起こることもあります。

そのような場合、看護師は緊急対応が求められ、「つらい」と感じることがあります。

 

福祉施設や事業内容によりますが、看護師は多岐にわたる業務を担当するため、仕事量が多いことがあります。

緊急時には、複数の患者や利用者を同時にケアしなければならない場合もあり、ストレスを感じることがあります。

介護福祉施設等での人間関係は?

事業内容によりますが、基本的に福祉施設等では、看護師資格を持っている人材は大きな法人であってもそれほど多くはありません。

1事業所に1人か2人、看護師資格を持っている職員がいるぐらいが多いです。

ですので、人間関係的に言えば仕事内容で意見がぶつかり合うことはあまりないのではと思いますので、人間関係自体は比較的「看護師にとっては楽な部類」だと思います。

看護師で働くなら、病院系と介護福祉施設のどちらが良い?

看護師が働くなら、福祉施設と病院のどちらが良いかは、その人の希望や目的によって異なります。

 

それぞれの職場の特徴や、自分が求める働き方やスキルアップについて考慮する必要があります。

介護福祉施設等で働く看護師のメリット・デメリット

メリットは、看護師が利用者と長期的な関係を築けることです。

このようにして、看護師は人間関係を大切にし、患者や利用者の健康状態を理解することができます。

 

また、看護師の業務は多岐にわたるため、スキルアップやキャリアアップができることもメリットの一つです。

 

さらに、日勤中心の勤務が多いため、仕事とプライベートのバランスを取りやすいという点もメリットの一つです。

 

一方、デメリットは、シフト勤務があるため、不規則な生活習慣になることがあることです。

事業形態によっては、看護師も夜勤シフトに加わることになります。

 

夜勤や早番、遅番といったシフト勤務が必要です。

そのため、生活リズムが崩れたり、睡眠不足になることがあるかもしれません。

 

また、利用者の状態が急変した場合など緊急対応が必要となる場合もあるため、ストレスがかかりやすい可能性があります。

まとめ:介護福祉施設で働く看護師の役割は?現場経験から紹介!

看護師が福祉施設で働くことは、その人の希望や目的によって異なりますが、おすすめです。

 

福祉施設で働く看護師には、長期的な人間関係を築くことが求められます。

 

利用者とのコミュニケーションを通じて、信頼関係を築き、支援を提供することが重要です。

また、福祉施設で働く場合は、日勤中心の勤務が多いため、不規則な生活習慣を避けることができます。

また、福祉施設では、スキルアップの機会が豊富にあります。

 

看護師は、患者や利用者の身体的、精神的なニーズに応えるために、様々なスキルを身につけることができます。

 

福祉施設は、介護スタッフとの協力関係を築きながら、より良いサポートを提供することが求められます。

そのため、チームワークを発揮する力も身につけることができます。

ただし、働く福祉施設の状況にもよりますので、慎重に検討することが必要です。 

\最後まで読んでくれてありがとう♪/

参考になれば幸いです。