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転職したいけどスキルがない?20代の対策法を紹介!

20代の転職は「転職しやすい」ですが、強みを理解すれば「成功」もしやすいです。

人事担当者として1000人以上の介護・福祉職の方々とお話してきました。(プロフィールはこちら>>)


「転職を考えているけれども、何か特別なスキルがない…」

そんな不安を胸に抱える20代の皆さん、あなた方だけではありません。

転職にはスキルが必須であるというイメージがあるかもしれませんが、実際には「スキルがない」こそが新たな挑戦のチャンスかもしれません。

この記事では具体的な対策法を紹介します。

まず、スキルがないと感じるなら、未経験でも歓迎される業界への挑戦を考えてみてはどうでしょうか?

介護・福祉業界がその一つです。

「介護や福祉を学んだ経験がないから…」と尻込みしている方も多いかもしれません
が、これが逆に新たな可能性を秘めています。

なぜかと言いますと、介護・福祉業界は、「経営が安定している」という大きなメリットがあるからです。

また無資格でも受け入れる職場もたくさんあります。

「経営が安定している」とはどういうことかと申しますと、社会需要が极めて高い業界であるため、中小規模の職場でも倒産するリスクが極めて低いということです。

さて、「スキルがない」と悩んでいる20代が転職を考える時、「安定した給与を確保しつつ新たなチャレンジをしたい!」と考えるでしょう。

そんな方々にも、介護・福祉業界は絶好の転職候補地となります。

資金的な問題で倒産することは少ないこの業界であるため、20代が新しいスキルを磨きつつ安定した生活を送ることが可能です。

一方で、業界自体が人手不足であるため、倒産の原因となるのが「人手不足」であることに留意が必要です。

しかし、これは逆に言えば、人材を必要としている業界であるとも考えることができます。 

このため多くの職場は、働き方改革に合わせて職場の改革もすすめていますので、しっかりと選ぶことさえできれば、「薄給激務」のイメージを覆すことも十分可能なのです。

ですので、介護・福祉業界に転職をすることは、「仕事の安定感」や「手に職をつける」という意味での専門性を身につけるためには非常に良い業界ということです。

特に20代であれば他業界にも染まっていないことが多いので、介護・福祉業界に入職しても専門的に学んできた20代と同様ぐらいに将来性はあります。

比較的、高齢になった後に社会貢献として、介護・業界に転職する方も多いのですが、出世とキャリアアップを考えるのであれば、若いうちからの転職の方が成功しやすいことは明確です。

今回は「転職したいけどスキルがない?20代の対策法」についてお伝えします。

こんな方にオススメ♪
・20代で異業種から介護・福祉業界に転職をお考えの方へ!
・自分のキャリアに悩んでおられる方へ!

 

結論
・20代だから「転職しやすい」ことは確かですが、「成功しやすい」わけではありません!対策は必須です!

\ あなたにとって理想の職場/

20代でスキルがない場合の転職の対策法:前提

20代の転職には、さまざまなメリットがあります。

特に、若いことで新しいことに挑戦しやすいというメリットがあります。

若さを活かして、未経験の分野にも対応できるのです。

20代はキャリアや経験が浅いことが多いため、新しい職場に柔軟に対応できる傾向にあります。

20代での転職は決して悪いことではありません。

日本の文化では、長く勤めることが美徳とされることがありますが、20代での転職には多くのメリットがあります。

20代は家庭を持つ人も少ないため、将来のリスクも少ないと言えます。

ただし、未経験の分野での転職の場合は、対策をしっかりとしておくことが成功への近道です。

そこで、「転職したいけどスキルがない」と感じている20代の方には、以下の対策をおすすめします。

1.20代転職の対策:スキルアップのための勉強をする

今必要とされるスキルについて、インターネットや書籍で情報を収集し、自己研鑽を行うことが大切です。

オンラインでの学習サービスや専門スクールなどもありますので、自分に合った学習方法を見つけて、スキルアップを目指しましょう。

特に介護・福祉業界でオススメは、介護職員初任者研修 を受講することです。

介護職員初任者研修 は、介護職に必要な基本的なスキルや知識を学ぶことができる講座です。

短期間で学ぶことができ、入門者向けの内容が用意されているため、初心者でも比較的簡単に理解できます。

まずはこの研修を受講し、基本的なスキルや知識を身につけましょう。

介護職員初任者研修 を修了しているだけで採用のしやすさは格段に上がっていきます。

ですので、終了後は良い応募先を見つけることに集中できます。

2.20代転職の対策:経験を積む

2点目は経験の積み重ねという視点です。

スキルがないと感じても、大切なのは経験を積むこと。

特に転職活動を進めている20代にとって、スキルアップだけでなく、多少の社会経験も大切となります。

介護・福祉転職に有利な経験を積む方法として、「ボランティア活動」が考えられます。

ボランティア活動は、「スキルがない」20代が社会経験を積むために有効な手段であります。

その経験も少しでいいです。

「学校のサークルでボランティアしたことが・・・」など。
特定の施設等にボランティアとして参加し、「経験はある」と言っていいです。

これは転職に際して、直接的なスキルではなく、人間力やコミュニケーション能力を身につける大切な経験になります。

"スキルがない"と感じている20代も「経験」に着目すれば、福祉を経験したことはあるはずです。

その新たな視点から自分のPR点を見出すことができます。

これらの経験が転職先で評価され、転職活動を有利に進めることが期待できます。


求人担当者は、特に未経験者に対しては「介護や福祉に関する知見・経験・価値観」を重視します。


「スキルがない」20代が転職を考える際には、スキルだけでなく、経験も重視されることを忘れてはなりません。

なぜ経験が重要なのかと言えば、仕事での経験はもちろん大切ですが、人事担当者は「対象者に対して理解があるか?」という観点が把握されます。

例えば、「私が小学生の時に、クラスに発達障害の子がいてとても仲が良かったと」いうような個人のエピソードがあれば、それが一つの「福祉理解」として評価されます。

「全く理解が見えない」人材を採用すると、トラブルに繋がる可能性があるため、採用され易くなるように、ある程度の経験を話せることが求められます。

3.20代転職の対策:自己PRを充実させる

転職するにあたって、自己PRがとても重要です。

自己PRは、自分の強みや志向性、将来の目標などを明確にし、それをアピールすることで、転職(応募)先の興味を引くことができます。

自分自身を見つめ直し、自己PRを充実させることを心がけましょう。

この場合20代の転職になってくると、自己 PR することが少ないことは間違いありません。

あまりキャリアが構築できていない年代ですので、それは仕方ありませんが一番の武器は「20代という若さ」です。

あえてPRしなくても、20代という事だけでPRできるということはあります。

しかし、若い人材が充実している転職先であれば20代ということだけで雇う理由にはなりませんので、やはり自己 PR はしっかりしておいた方がいいでしょう。

(20代の志望動機に関連した記事はこちら>>)

ポイントは「キャリアが浅くても、培ってきたスキルがどのように職場に還元できるのか」ということを押さえましょう。

4.20代転職の対策:キャリアアップのための情報収集を行う

転職するためには、市場動向や求人情報などの情報収集が重要です。

転職エージェントや転職支援サービスなどを活用し、自分に合った職場を見つけることが大切です。

(上記に関連した記事はこちら>>)

特に介護・福祉業界の転職関係に必要なことは業界の知識です。

どの業界でもそうですが、やはり「業界事情」というのはあります。

それをしっかりと把握しておくことが必要です。

人材不足の業界であるため、ブラックな職場であれば入社してから「転職の失敗に気づく」ことも多いです。

そうならないために、介護・福祉業界の専門知識を持っている転職エージェントなどを利用することは非常に有効な手段です。

5.20代転職の対策:マインドセットを整える

「ストレス」、「不安」、「自信の欠如」これらは転職活動を考える20代の多くが経験する感情です。


自分に自信を持つこと、そして挑戦を恐れずに取り組むこと。

これらがあなたの転職成功へのカギとなる要素です。


だからこそ、焦る気持ちを抑えてじっくりと「転職」のプロセスを進めることが大切です

そして何より、「自分に合った働き方を見つける」こと。

20代での転職成功のための重要なポイントでもあります。


しかし、「スキルがない」と感じている20代が転職活動を進めていく上で、容易に落とし穴にはまりがちなケースがあります。

それが、「とりあえず決めてしまう」転職です。(絶対に避けるべきです)

この行動は最も避けるべき行動の一つです。

焦って転職を決めてしまうと、その結果あなたのキャリアが傷つけられるリスクがあります。

いくら「20代で転職したいけど・・・スキルがない」などと焦っていても、キャリアを意識した転職行動が求められます。

もちろん、転職エージェントなどを活用することにより、短期間で良好な職場に出会う可能性も十分にあるでしょう。

ですが、身の丈にあった転職を実現するためには、焦りは禁物です。

転職成功へ向けて、じっくりと時間をかけてチャレンジしましょう。

20代は将来像を意識しよう

20代は基本的にスキルがまだなくても身につけることは十分あり、キャリアを高めていける可能性のある時期です。

 

様々な業種や職場を経験しながら、キャリアを積んでいくことも選択肢としては非常に有益だと思いますが、20代で培われたものは30代や40代になっても影響します。

 

そのため、自分の将来像を意識しながら転職活動を進めることをおすすめします。
資格取得などを考えている場合は、スキルを身につけることにもなり、良い選択になると思います。

医療・介護系の資格取得について 

まとめ:転職したいけどスキルがない?転職するための20代の対策法

20代の人々は「スキルがない」状態でも有利に転職するためのいくつかの重要なポイントを説明しました。

20代の若い世代は「柔軟性」を持っている方が多いです。

新しいことに臆せず挑戦ができると同時に「スキルがない」という悩みを克服しやすい年代でもあります。

そして、成長の余地もまだまだいっぱいあるのが20代の特性です。


また、さらに20代のメリットとしては、新しい技術やスキルを習得しやすいことがあります。

20代という年齢は未来のキャリアパスを熟考する絶好の機会です。

家庭をもっていない方も多い年代です。

経済的なリスクも少ない今のうちに、自分自身がどのような仕事が自分に合っているのか、どのようなキャリアを築きたいのかをじっくりと考えることができます。

さて、ここまで説明してきたことを踏まえて、「スキルがない」からといって転職できないのは誤解だと伝わったらなによりです。

 

「スキルがない」ことが不安であれば、まずは自分の状況を理解することから始めてみましょう。

 

介護や福祉と関わったことが「少し」はあるはずです。

「町内会でゴミ拾いをした」

「学校で福祉体験をした」

そんな経験があるはずです。

 

これが「スキルがなくても」転職への第一歩となりますよ。

 

自分自身が将来どのようなキャリアを築きたいのかを考え、自分に合った転職先を選ぶことが大切です。

\最後まで読んでくれてありがとう♪/

参考になれば幸いです。