「人を元気にさせる仕事」は、すごくやりがいを感じますよね?
テレビでお笑い芸人の方々が笑いを届けること。
エンターテイナーが感動を届けること。
人の感情を豊かにさせる仕事はすごく魅力的です。
実は介護や福祉も同様です。
とりわけ介護や福祉の業界の仕事は「困っている方」が利用されます。
その困っているというレベルは「生活に支障が出るレベル」ということです。
詳しくは下記の記事も参考にして頂ければと思います。
今回は「介護や福祉の仕事も、人を笑わせる仕事である」をテーマにお伝えします。
・人に元気を与えることが好きな方へ
・転職活動の仕事の条件に「人に元気を与えたい」と希望している方へ
・介護や福祉の仕事に興味がある方へ
・介護や福祉に向いている人材の条件を知りたい方へ
・元気になるを与えることができる
・エンパワーメントに必要な行為
・希望を与える行為でもある
・職場にも良い影響を与える
なぜ介護や福祉の仕事が「人を笑わせる仕事」なのか?
いきなり核心に迫っていきますが、介護や福祉サービスを利用される方は、生活に困っているから利用されるということになります。
もちろん生活にゆとりがある方も利用することもできますが、多くは頼み綱として利用される方が多いです。
そのため元気や自信を失っている方も多くいます。
元気や自信を失っている方に対して、「自立への力を引き出すこと」をエンパワーメントと言います。
このエンパワーメントをするためには、どうしても笑いという力が必要になってきます。
元気を与えるには「笑いの力」がとても大きな力になります。
ただし、「本当に生活に困った人」が、笑えるような精神状態があるとは限りません。
ですので、ゆっくり長い時間をかけながら、笑えるまでの感情・元気を取り戻す必要があるのです。
笑いを取り戻せるまでの元気が出てきたら、一気に生活力が豊かに行ってきます。
「自立をする」という力が少しずつ出てくるのです。
人を笑わせることが好きな人は介護・福祉の仕事に適正がある
「笑い」が与える力は、何も元気を与えるということだけではありません。
思考をポジティブにすることでもあります。
この思考をポジティブにすることは、周りの人に良い影響を与えることができます。
そのため「人を笑わせることが好きな人」は、介護や福祉の現場での業務のみならず、「他の職員にも良い影響を与える人だ」ということが言えます。
人を笑わせることは、お笑い芸人のようにパフォーマンスをするということではありませんが、ユーモアを交えながら「その人を優しい笑顔にさせる」ことは、非常に介護や支援としては正しい行為です。
「元気がない人に、元気を与えること」ができる。
「笑う事も、笑わせる事も、どちらとも元気が出てくる」ということになります。
このような経験は誰しもあると思います。
笑えない状況でも、なんとか笑ってもらおうと努力してくれる人が近くにいてくれたら嬉しくないですか?
そのような意味で「笑う」と言うことは介護・福祉とって必要なことです。
「人を笑わせる事が得意・好きだ」と考える方が介護・福祉に向いている理由になります。
「人を笑わせる」ことはエンパワーメントに必要な行為
力をつけさせるという意味で、「エンパワーメント」という言葉があります。
福祉的な解釈ではその人の自立のためへの力を引き出すとか、自信をつけるとかそう言った意味でも使われることがあります。
「元気を与える」
「自信を与える」
永くクライエントや、利用者の人達と付き合っていくことによって、信頼関係というのが強くなっていきます。
介護や支援の行為によっては、その人の生活により奥深く入っていくということもあり得ます。
信頼関係が強くなっていくと、介護者や支援者に利用者の方が「頼ること」でき始めます。
寄り添いながら、自立への支援をしていくためには、笑わせることで、元気を維持していくことも必要なのです。
「人を笑わせる」介護や福祉の仕事は希望を与える仕事でもある
福祉のお仕事をされる方は、その困っている人たちにとっては希望の光であったりします。
その「希望の光が、明るく楽しいものであったなら、どんどんその人に力を与える」ことができます。
希望を与えるということは、楽しく人生を歩んで行くために必要なことです。
また最後の人生を迎えるまで、楽しく生きたいということに応えていくことです。
「自分は幸せになれる」もしくは、「今よりも生活が楽になる」という希望を持ちながら生きていくことは、人が生きていくために非常に重要なことなのです。
その希望を与える行為を介護・福祉の職員は行っていきます。
ただ単に直接的な支援だけをやっていくわけではないのです。
このような行為があるからこそ「専門的な職業」となっています。
「人を笑わせる」介護や福祉の仕事は職場にも良い影響を与える
組織というのはその時の雰囲気によって変わっていきます。
良い雰囲気が流れていたらより良い仕事ができる。
悪い雰囲気が流れていたらより悪い仕事になっていく。
つまり、良い雰囲気を保つための要素が必要になってきます。
それが笑いです。
この笑うという余裕が、職場内に満ちることによって職場の雰囲気というのが、暖かく柔らかくなっていきます。
そのような状態になった時に、職員がポジティブに物事を考えられるようになり、アイデアだったり介護や支援のサービスにより良い影響をもたらします。
エンパワーメントする行為は、福祉的な意味合いだけで利用者にのみ行うことではありません。
職員の中でも介護や支援に自信を持って、専門家として判断できるようにするためには、周りからのエンパワーメントは必要なのです。
ネガティブな雰囲気というのは蔓延します。
ただしネガティブに職場をしてしまう要因は多くあります。
ネガティブな状況を跳ね返す力が職場にないと燃え尽き症候群になりやすいです。
働きやすい職場の中でも、カスタマーハラスメントは、介護・福祉業界は多いと厚生労働省の調査で公表されています。
それに関しては以下の記事を参考にしていただければと思います。
そのようなネガティブな状態になったとしても、ポジティブな雰囲気に変えていくために笑いが持つ力というのは必要なのです。
まとめ:介護や福祉は実は人を笑わせる仕事
「福祉の仕事」は「幸せな人生を支援すること、不幸せからその人を守ること」です。
とても価値のある仕事です。
ですので、介護や福祉の仕事をする職員も楽しく仕事をしていかなければなりません。
その仕事を楽しくしていかなければいけないのに、介護や福祉の仕事の中で、ブラックな職場があることも事実です。
介護や福祉の事業所で、ブラックな職場に勤めてしまうと、当然のことながら「職員も笑うこと」が難しくなってきます。
「イライラしながら、負の感情を溜めていく」もしくは、ストレスを溜めながら仕事をしていくこと」。これが利用者の方に向けられた時に、悲しいことになりかねません。
ですので、「働きやすい職場」は、徹底的にリスクマネジメントしながら職員の「やりがいも確保する取り組み」に積極的に取り組んでいます。
そのような職場を見つけられると、介護や福祉の仕事が楽しいと感じられるはずです。
当ブログでは、そのような職場を見つけられるようなノウハウを公開しています。
介護・福祉の業界は常に多くの求人票があります。
その中から「理想の職場」「ホワイトな職場」を見つけることは至難の技です。
下記のノウハウで「理想の職場」を探すことが、『驚くほど簡単』になります。
参考になれば幸いです。