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介護や福祉の仕事は楽しくてやりがいがあるものです!実体験に基づく記事にしています。

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頼られることが好きな人が介護・福祉に向いている理由

頼られると嬉しい人は介護・福祉の仕事に向いています!

人事担当者として1000人以上の介護・福祉職の方々とお話してきました。(プロフィールはこちら>>)

「頼まれることが好きだし、誰かの役に立ちたい!」
「人から頼まれると、ついつい無理してでも手伝ってしまうんですよね。」
「頼られると、本当に嬉しい気持ちになります!」

あなたは最高の考えを持つ人です!


その気持ちは、介護や福祉にぴったりだと思います。
そんなあなたにとって、介護・福祉の仕事は理想的なキャリアアップの道が広がっています。

あなたは「他人のために力を発揮できるタイプ」であり、その特質が介護・福祉の分野で活かされることでしょう。

 

現代社会では、「誰かに助けてもらいたい!」といったニーズが高まっており、介護・福祉の仕事は大きな需要があります。
介護・福祉業界のネガティブなイメージを持っているかもしれませんが、しっかりとした職場を選べば、今の状況よりもはるかに良い待遇や環境で働ける可能性があります。
そして、やりがいを持って働くことができれば最高ですよね?

「頼られることが好きな人」は、まさに「他人のために力が発揮できるタイプ」。
そのため、介護・福祉のサービスを必要とする方々に、真心を込めた対応ができるでしょう。

 

これにより、あなたの「自分の価値観や考え方」が業界と一致し、介護・福祉業界でのキャリアアップが期待できます。

今の職場を離れ、介護・福祉の分野での新たな一歩を踏み出すことで、あなたのスキルが向上し、より充実したキャリアを築くことができるでしょう。
頼られることが好きなあなただからこそ、介護・福祉がぴったりの場所なのです。

 

今回は「頼られることが好きな人が介護・福祉の仕事に向いている理由」をテーマにお伝えします。

こんな方にオススメ♪

・頼られる仕事をお探しの方へ

・頼られることが大好きな方へ

 

結論

・「あなた」を頼りにしている方々は、「あなた」が居ないと生きていけない人だからです。また、そのような方の自立を支え、新たな世界や可能性を提供することもできるからです。

\ あなたにとって理想の職場/

頼られることが好きな人が介護・福祉に向いている理由

何か「困ったこと」があるとします。
多くの方は、まずは「自分でそれを解決しよう」とします。
自分では解決できなかったら、「知り合いや友達、または家族などに頼ってそれを解決しよう」とします。
それでも解決しなかったら、「専門の人たちに頼る」と考えることでしょう。


ただし、専門の人に頼ることは経済的な問題が絡んできたりします。

介護・福祉の業界は「専門ではあるけれども、対象は社会問題である」ことです。
例えば、高齢者介護の仕事であれば「介護を必要とする方に対してのサービス」です。

「対象が社会問題である」ことをイメージしにくいかもしれませんが、広い意味で言えば、介護を必要とされる方々は日本の現状である「介護問題」「超高齢社会」の当事者です。

ですので、介護・福祉業界で働く人たちは日本の福祉問題に対して、アプローチする仕事だと言えます。

 

社会での生活は「困った!」はたくさんあります。
例えば、高齢者介護の分野で言えば、足腰が弱ってくると、自分で歩行や立位を保てるよう住環境を工夫したり、意識して運動したりします。
まずは自分でできることから始めます。


もっと足腰が弱くなってきて、「一人では立つことができない!」ということになると家族の手をかりたり、家族内で介助を行ったりします。
それも限界に来てしまったら、「専門の方に相談する」ケースになります。
しかし、簡単には頼れません。


介護保険を利用するのにも、明確に「介護サービスが必要だ」という判定がされなければなりません。
しかし、そのまま対応してくれる介護福祉事業所があるわけでもありません。
高額な費用を払えばすぐに見つかることは可能ですが、そんな人ばかりではありません。


ですので、微妙な時期というのは、自分でその自己負担をしながら、何かしらサービスを使うということだってあるのです。
多くの人たちは、「いよいよどうにもならない」ところまで行ってようやく、福祉制度に頼ることができるのです。

文字通り困っている人の太陽になりますよ♪

頼られることが好きな人が介護・福祉に向いている理由:「ヒーロー」だから

「明日の生活をどうすればいいのかわからない」
「明日死ぬかもしれない」という人たちにとって、介護や福祉職はまさに生存危機に現れたヒーローのような存在です。


つまり、福祉を利用しようとしている人たちは、自分ではどうしようもない、どうにもならない状況から、ようやく介護・福祉職の方々に助けられ、抜け出すことができるのです。

ですので、ここに深い感謝と何とかしてほしいという願いが、対象者から与えられます。
感動とやりがいを持って仕事をできることに疑いはありません。


頼まれることが好きな人が介護・福祉に向いている理由として、他者の危機に寄り添い、支えることで、生活に希望と安心をもたらすことができるからです。


もちろん、生存危機から助け出すだけではなく、社会から孤立したり、何か自分でできることをしたいと思っている方が障害や環境によって支障が出ることもあります。
そういった状況に対しても、介護や福祉職の方々は対象者に新しい世界を作り出すアプローチをします。


頼まれることが好きな人が介護・福祉に向いている理由として、自立を支え、新たな世界や可能性を提供することもできるからです。

頼られることが好きな人が介護・福祉に向いている理由:「安心させてあげれる」から

経済的に豊かな人たちばかりではありません。

「ヤングケアラー」という言葉があります。これは、家庭内で高齢や病気・障害などによる介助が必要な家族に対して、大人に代わって子どもが介護をするという実情を指します。同様の状況は保育の分野でも問題視されており、幼い兄弟を兄姉が世話をするケースもあります。

 

これらの事例が全て経済的な理由だけで生まれているわけではありません。しかし、経済的な理由で問題が発生していると仮定すると、それは貧困によって引き起こされている可能性があります。

 

たとえば、「車が壊れたということ」に困っている人たちに対して、修理工場の人たちが修理をする。この行為に対しては「お金を支払う」必要があり、お金を支払わなければ修理工場は仕事を請け負いません。

困っている人のことを一生懸命考える仕事はたくさんあります。ただし、それに対しては「=対価としてのお金」という要素が欠かせません。

 

福祉の仕事の場合、「お金がなかったらサービスを利用できない」というのではなく、「できる範囲」で何かしら方法はないかを、「困っている人たち」と協力して解決策を考えます。

 

この行為があるからこそ、福祉の仕事はセーフティーネットと呼ばれています。セーフティーネットは生活保護だけを指すわけではなく、幅広いサポートが提供されています。

頼られることが好きな人が介護・福祉に向いている理由として、お金がハードルにならず、困難な状況を一緒に乗り越えられるからです。

困っている人たちにとって、一緒に考えてくれる人たちの存在はとても大きなものです。
「安心してください。一緒に考えましょうね」
そんな声をかけるだけで泣き崩れる人たちもたくさん見てきました。


「何とかしてあげたい」という気持ちと、「誰かに頼りたい」という対象者の気持ちは、非常に価値があり、感動的なストーリーを生み出します。
ですので、そもそも人に頼られることが好きだという方は、介護や福祉のセンスがあると考えられます。

私も「うれし泣き」するエピソードがたくさんあります♪

頼られることが好きな人が力を発揮できる介護・福祉の職場

介護・福祉の仕事は、長らく「やりがいの搾取」と言われてきましたが、最近ではその状況が少しずつ改善されていると感じます。
ただし、まだまだ改善が必要で、一部の職場ではやりがいを搾取し、過重な労働を強いるところもあります。


注意が必要なのは、このような職場は一握りであり、転職や職場選びで避けることができれば、介護・福祉の仕事は充実感を得られるやりがいのある仕事だと言えます。

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特に重要なのは、「職場選び」です。
転職やリタイアに失敗する人々の多くは、適切な職場の選び方に問題があるため、挫折してしまうことがあります。
介護・福祉職は、いつまでも自分らしく働ける職でもあることも特徴です。

 

頼られることに喜びを感じる人にとって、現在は良い環境が整いつつあります。
職場ではコミュニケーションを重視し、助け合いやすい雰囲気を作る努力がなされています。


これにより、家庭と仕事の両立がしやすくなり、介護や福祉の良い職場では人間関係などが改善されています。

その結果、やりがいを感じやすい素晴らしい職場が増えています。


給与や待遇もしっかりと還元される環境を整える成功例もあり、努力を続ける事業所も存在します。
職場の選び方は介護や福祉職にとって最も重要な要素であり、これが成功するか、失敗するかで将来が大きく左右されると思っていいです。

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頼られることが好きな人は周りの職員からも“良い意味“で頼られる

「利用者やお客様から頼られることはよいけど、職場の仲間からも頼られることは、嫌だ」と感じること方もいるでしょう。

しかし、そんな悪い意味ではありません。

 

介護や福祉業界では、基本的に1人で仕事に当たることは少なく、チーム全体で連携して業務を遂行します。

周りが安心して、あなたがいることで何か問題が解決できると感じてもらえることは、頼られることが好きな人にとって、組織に貢献できる素晴らしいことです。

 

周りの同僚から頼りにされることは、大きな仕事を抱え込まれたり、不正確なチームワークを求められたりすることではありません。

ただし、仕事環境に改善の兆しが見られない場合は、人間関係などが悪化している可能性があります。

 

こういった職場では、仕事を過大に任されることもあるでしょう。

ですから、職場選びは慎重に行うべきです。

頼られることが好きな人の「やりがい」を大切にする職場が増えている

改善意識がある職場では、人事評価が具体的で、各ポジションごとに必要な能力や役割が明確に役割分担されています。

さらに、それに基づく教育研修が提供され、給与やキャリアパスも詳細に設定されるようになっています。

 

これにより、働く人は仕事に対してより納得感を感じやすくなります。

給与表やキャリアパスの具体的な設定は、働く人が自分の仕事に真摯に向き合うことに対する納得感をもたらします。

 

これまで生計の不安から介護・福祉の仕事を諦めてしまった人たちも、適切な職場であればやりがいを維持しつつ、経済的にも安定した生活を築くことが可能です。

頼まれることが好きな人は、やりがいを感じながら働くことができます。

職場選びさえ間違わなければ、「やりがい搾取」にはあわず、不安を感じることはないと思います。

 

介護・福祉の仕事は、本当に困っている人たちが頼ってくるため、「生きる」上でのさまざまな問題に向き合います。

頼まれることが好きな人は、責任感が強く、社会に対する貢献意欲が高いとされます。

そのため、介護・福祉の仕事は、このような人にとって最適な職業と言えるでしょう。

まとめ:頼られることが好きな人が介護・福祉に向いている理由

介護・福祉の仕事は、対象者だけでなく「社会全体の問題にアプローチする」仕事です。

だからこそ、「人に頼られることが好き!」という気持ちを通じて、社会的な課題に取り組むことになります。

 

この仕事が社会的にどれだけ重要であるかを考えると、その大きな意味合いが理解できるでしょう。

近年、職場の環境についての悪いイメージも改善されていますが、それでも職場ごとにはっきりと差が出ている現状があります。

 

転職を検討する際には、慎重に検討することが肝心です。当ブログでは、その際のノウハウを幅広く公開しています。
是非 他の記事も参考にしていただけたらと思います。

\最後まで読んでくれてありがとう♪/