「人から頼りにされることが大好きだ!」
「人から頼まれたらついつい無理してでもやってしまう!」
「頼られると嬉しい!」
そのような方は、間違いなく介護・福祉のお仕事に向いています。
「他人のために力を発揮できるタイプ」だからです。
「誰かに助けてもらいたい!」そのようなニーズから、介護・福祉の仕事がビジネスとして成立しています。
「頼られることが好きな人」は「他人のために力が発揮できるタイプ」のため、介護・福祉のサービスを必要とされる方々に、誠心誠意の対応をすることができます。
そのため「自分の価値観や考え方」が非常にマッチすることが多く、介護・福祉業界では大活躍できる可能性が高いといえます。
今回は「頼られることが好きな人が介護・福祉の仕事に向いている理由」をテーマにお伝えします。
・頼られる仕事をお探しの方へ
・頼られることが好きな方へ
・職場との価値観をマッチさせたい方へ
・介護・福祉は「できること」を一緒に考える仕事です!
・「やりがい」をもって働ける職場も増えてきている!
頼られることが好きな人が介護・福祉に向いている理由
なにか「困ったこと」があるとします。
多くの方は、まずは「自分でそれを解決しよう」とします。
自分では解決できなかったら、「知り合いや友達または、家族などを頼ってそれを解決しよう」とします。
それでも解決しなかったら、「専門の人たちに頼る」と思います。
内容にもよりますが、「専門の人達で解決できる」ようなものであれば良いです。
ただし、専門の人に頼ることは経済的な問題が絡んできたりします。
介護・福祉の業界は「専門ではあるけども、対象は社会問題である」ことです。
例えば、高齢者介護の仕事であれば「介護を必要とする方に対してのサービス」です。
「対象が社会問題である」ことをイメージしにくいかもしれませんが、広い意味で言えば介護を必要とされる方々は日本の現状である「介護問題」「超高齢社会」の当事者です。
ですので、介護・福祉業界で働く人たちは日本の福祉問題に対して、アプローチする仕事だと言えます。
社会での生活は「困った!」はたくさんあります。
例えば、高齢者介護の分野で言えば、足腰が弱ってくると、自分で歩行や立位を保てるよう住環境を工夫したり、意識して運動したりします。
まずは自分で出来ることからします。
もっと足腰が弱くなってきて、「一人では立つことができない!」ということになると家族の手をかりたり、家族内で介助を行ったりします。
それも限界に来てしまったら、「専門の方に相談する」ケースになります。
ですが、簡単には頼れません。
介護保険を利用するのにも、明確に「介護サービスが必要だ」という判定がされなければなりません。
ですので、微妙な時期というのは、自分でその自己負担をしながら、何かしらサービスを使うということだってあるのです。
頼られることが好きな人が介護・福祉に向いている理由は「できること」を一緒に考える仕事だから
経済的に豊かな人たちばかりではありません。
「ヤングケアラー」という言葉がありますが、家庭内で高齢や病気・障害などによる介助が必要な家族に対して、大人に代わって子どもが介護をするという実情もあります。
これは保育の分野でも問題視されていて、幼い兄弟を兄姉が世話をするという状況もあります。
上記の全てのケースが経済的な理由だけでそのような状況が生まれているわけではありません。
しかし、経済的な理由でそのような問題が発生していると仮定すると、貧困によることが招いている状況であるともいえます。
例えば「車が壊れたということ」に困っている人たちに対して、修理工場の人たちが修理をする。
その行為に対して「お金を支払う」わけですので、お金を支払わなければ修理工場は仕事を請け負いはしません。
困っている人のことを一生懸命考える仕事はたくさんあります。
ただしそのことに対してビジネスですので「=対価としてお金」ということは絶対的な条件です。
福祉の仕事の場合は、「お金がなかったらサービスを利用できない」ということではなくて、「できる範囲」で何かしら方法はないかを、「困っている人たち」と一緒に解決策を考えます。
この行為があるからこそ、福祉の仕事はセーフティーネットといわれます。
セーフティーネットは生活保護だけを指すわけではありません。
頼られることが好きな人が「やりがい」をもって働ける介護・福祉の職場も増えてきている!
介護・福祉の仕事は、家庭と両立できず「やりがいの搾取」と言われることがありますが、少しずつ改善してきています。
人から頼られることに、「生きがいとやりがいを感じられている人たち」にとって、介護・福祉の仕事は環境が整いつつあります。
例えば、職場改善として、職場のコミュニケーションを活発にして、日頃から職員同士が助け合えるような環境を徹底的につくって職場改善を行う職場もあります。
そのおかげで、家庭と仕事の両立もでき、介護や福祉の職業はチームワークが大事ということを見事に達成している職場もあります。
そのため「やりがいを感じやすい」良い職場が増えてきています。
処遇に対してもあくまでも社会保障での事業ですので、一般企業のように事業によって差が明確にあるわけではありません。
※逆に明確に相場より高い給与を支払う施設・事業所は気をつけたほうが良いです。
「給与額が特別に高い職場がある!」わけではありませんが、それでも積極的な経費の削減によって、給与額を向上させる職場もありますし、キャリアパスと連動させ給与額の決定方法を明確にした職場もあります。
介護・福祉の仕事は、慢性的な人手不足から「能力に見合わない人」を、管理者や主任に配置したり若い人たちに多大な仕事を押し付けるような傾向があります。
「人手不足」といわれている業界・職場は似たようなものかもしれません。
マネジメントする人材も能力が伸びてきているから、頼られることが好きな人も働きやすい
人事評価に改善意識がある職場は、「そのポジションがどんな能力を期待しているのか?」「どんな役割を担わなければいけないのか?」事細かく設定し、そのための教育研修を充実させ、そのポジションの人に与えるということも増えてきています。
細かく給与表を設定し、キャリアパスを設定することは、働く側からすると納得感をもって仕事に取り組むことができます。
今までやりがいはあっても、生活がままならないということで、介護・福祉の仕事を諦めてきた人材もたくさんいましたが、働く場所によっては、やりがいを持ったまま経済的にも自分の生活を保ったまま仕事をしていくことも可能です。
頼られることが好きな人は「やりがい」もって勤続しやすくなっている
人に助けてほしいと思っても、それに対して支払うお金がないと、助けてもらえないというのは福祉の世界ではありません。
そして、介護・福祉の仕事に頼ってくる人達は、「本当に困っている人たち」です。
・生きていくことに困っていること
・生活に困っていること
人が「生きる」という根本的な部分が多いです。
他人から頼られることが好きな人は「責任感が強く、社会に対する貢献意欲が強い」と思います。
介護・福祉の仕事はそういった人に向いてる職業だと思います。
まとめ:頼られることが好きな人が介護・福祉に向いている理由
介護・福祉の仕事は、対象者のみならず「社会問題に対してアプローチする」仕事です。
ですので、「人から頼られることが好きだ!」ということを通して、社会全体の問題に取り組んで行きます。
そのように考えていくと、とても大きな仕事であることがわかると思います。
今まで職場環境が悪いイメージが大きいこともありましたが、そのことについても改善が続いています。
ただし!職場によって差が明確に出始めているのも事実です。
転職をする際には、必ず慎重に検討するようにしましょう。
そのノウハウを当ブログでは、多く公開しています。
介護・福祉の業界は常に多くの求人票があります。
その中から「理想の職場」「ホワイトな職場」を見つけることは至難の技です。
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参考になれば幸いです。