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介護や福祉の仕事は楽しくてやりがいがあるものです!実体験に基づく記事にしています。

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介護職の仕事は「うつ病」があっても転職しやすい理由

うつ病をお持ちの方でも、目線を変えれば介護・福祉の仕事に適正があると思いますよ♪

人事担当者として1000人以上の介護・福祉職の方々とお話してきました。(プロフィールはこちら>>)

個人的な経験になりますが、うつ病やメンタルを病んだ経験をし、転職先として介護・福祉業界を選ばれる方は少なからず多いような気がします。

介護・福祉の仕事であれば、「比較的他業界より、理解がある組織が多い」というイメージがあるのではと思います。

それはその通りです。

間違っていません。

ですので、「理解を求める」という意味では、うつ病等の健康的な配慮が必要な方は、介護・福祉業界で働くことも一向に構わないと言えます。

また最近では、働き方も自由に選べる事業所が増えてきましたので、事情がある方は是非 介護・福祉業界を選択肢に入れても良いのではと思います。

今回は うつ病等のメンタルを病んだ方でも、介護・福祉業界であれば成功できる秘訣をテーマにお伝えします。

こんな方にオススメ♪
・心の病で転職や就職をネガティブにとらえがちな方へ

 

結論

・メンタル的な事情をお持ちでも介護・福祉の仕事であれば全く構いません。

・重要なポイントは事業所種別と職場選びです。

\ あなたにとって理想の職場/

うつ病を抱える方が介護・福祉業界で輝くキャリアを築くための秘訣

うつ病を抱える方々が、介護・福祉業界で充実したキャリアを築くためには、「自分自身がネガティブな気持ちになってしまう」特有の課題に真摯に向き合い、適切なサポートを受けながら進むことが重要です。

転職に向けての第一歩は、自身のうつ病またはメンタル的な課題と向き合うことです。


メンタル的なダメージを受けやすい方は、一般的には一生懸命で、真面目な方が多いとされています。

つまり、「仕事で手を抜けない」部分が多く無理をしがちな方に多いとされています。


心の準備が整わないと、新たな環境での挑戦が難しくなります。

生活的な問題もあるのでしょうが、実際にはうつ病を持つ方が、準備を整えないままに転職・就職活動に入ると、就労継続ができない状態に陥りやすくなります。

そのため、メンタル的な課題で転職を繰り返してしまうと、心に余裕や自信を取り戻す間もないまま、どんどんネガティブな方に進んでしまいます。

可能であれば、職場以外にもサポートしてくれるグループなどに所属できればなお一層回復が早いかもしれません。

個人的には、メンタル的に抱え込みやすい方は、「意見を述べる」ことに関しては苦手意識が強いように思いますが、小さなことに気づく洞察力は優れているように思います。

介護現場でヒヤリ・ハットを見つける職員は、「気が弱い印象がある方」が多かったような印象があります。

ですので、介護・福祉の現場で重宝されやすいと思います。

自身の性格や強みを生かして仕事に取り組むことができると思います。

求人探しのコツは 職場の理解あるかどうかを見極めることです。

求人情報だけでなく、職場の雰囲気や理念にも注目しましょう。

うつ病やメンタル面の配慮に理解のある職場で働くことが、心身の健康を保ちながらキャリアを築く鍵です。

うつ病と転職: 介護・福祉の仕事が適している理由

メンタル面が気弱な方や、うつ病を抱える方が転職を考える際、なぜ介護・福祉業界が適しているのかについて理由を述べます。

この業界が提供する環境や価値が、「メンタル的な成長」とってポジティブな影響を与える理由があります。

それは、「人としての結びつき」があるからです。


通常、仕事は「数字」であり、その代表的なものは「お金」です。


つまり「働く」ということは、「お金を獲得する行為」とも言えます。

働くことによって、お金を得ることができ、自分たちが生活できる。

このような仕組みの中では、介護・福祉の業界も同じことが言えますが、「どのようなことがお金になるのか?」

これについては、福祉業界では他業界と全く違います。


何かを売るということはありません。

もちろん、介護サービスを売るということも言えるのですが、形がないものです。

つまり、それは「笑顔」を生むことにダイレクトに繋がります。

「自分自身」が行った行為が笑顔を生むことに繋がります。

商品は「自分のサービス」とも言えるので、上手なサービスは「感謝」されることが多いのです。

対象者の人生を救うこともあります。

つまり、介護・福祉の仕事は「人との良いつながりを感じやすい」のです。

介護・福祉業界では、利用者や同僚たちとの深い絆が築かれることがあります。

共感力やコミュニケーションスキルが求められる中で、共感力が高い傾向にある方は、他者との共感を深め、支え合いやすい環境となります。


他者の生活や幸福に直結する仕事です。

自分の存在が他者の生活に意味をもたらすことができるため、仕事へのモチベーションが向上し、うつ病などのメンタル的な課題の克服にもつながります。

もちろん大前提として、「職場」によるのですが、「良い職場」を見つけることができれば、充実したキャリアの構築につながるでしょう。

うつ病の方が転職成功する:心の準備が重要

心の準備は転職成功の土台となります。

自己理解と向き合い方、小さな目標の設定、ストレスの管理、そしてポジティブな言葉を通じて、うつ病者が安心して転職活動に臨むためのメンタルケアを行い、新しいキャリアのために踏み出しましょう。

心の準備: うつ病者が転職に向けて必要なメンタルケア

うつ病を抱える方が転職を考える際、心の準備が成功への鍵となります。

メンタルケアが不可欠であり、適切なサポートを受けながら積極的に進んでいくことが重要です。

まず最初は、自分自身としっかり向き合うことです。


どんな方でも自己覚知・自己理解が必要です。

これには時間が必要な場合が多いのですが、これにしっかりと時間をかけることが必要です。

メンタルクリニックなどの医療機関でサポートを受けている方は、医師の意見で「就労可能」ということで就職・転職活動をされる方もおられますが、可能であればそれに加えて、「自分と向き合う時間」を確保してほしいと思います。

急いで仕事先を決めたところで、良いことはありません。


自己理解を深め、日常生活や仕事に影響を与えているか正直に把握することが、メンタルケアの基本です。

これは、自分自身にも必要なことなのですが、働く先が「どのようにサポートすればよいか?」を一緒に考えていくために必要なことなのです。

小さな目標の設定

大きな目標に取り組む前に、小さな目標を設定することが重要です。

「まずは、3ヶ月勤務してみる。」

そんなことからでも構わないのです。


最初から、心身ともに健康な状態を基準に働くとストレスを抱えやすいと思います。


私も経験がありますが、メンタル的なダメージは回復しにくいと思っていたほうがいいです。


達成感を味わいながら着実に進んでいくことで、自信をつけつつ、大きな一歩に向けての準備が整います。

 

短期退職が悪いわけではないですが、できるだけ長く勤めたいという方が多いと思います。

(短期退職に関連した記事はこちら>>)

ストレスの管理

転職活動は一定のプレッシャーを伴いますが、そのプレッシャーをうまく管理することが求められます。

定期的な休息やリラックスの時間を確保し、自分を無理に追い込まないよう心がけましょう。

家庭を持っている方は、家庭での出来事もストレスになることだってあります。


仕事でうまくいき始めても、家庭でのストレスが仕事に影響し、結果再びメンタル的なダメージを受けることにもなりかねません。

ストレスを管理できる方法は考えておいたほうがいいです。


メンタルケアにおいては、ストレス発散の方法を見つけることが不可欠です。

趣味や運動、自然とのふれあいなど、個々に合った方法を見つけ、日常的に実践することで、心の安定を促進します。

可能であれば、介護・福祉業界の仕事は体力がいることも多いので「運動」を趣味にすることをおすすめします。

(燃え尽き症候群に関連した記事はこちら>>)

自分へのポジティブな言葉を意識する

自分に対するポジティブな言葉を意識的に取り入れるましょう。


業務中の「指導」「出来事」にネガティブな感情になることもあると思います。

その時こそ、ポジティブな考えを持ってください。


できれば、そのときに「どうすればよかったのか」の客観的な学びの機会とできれば、現場になれることが早くなるはずです。

自己評価が向上し、自信をつけることができます。


自分に対して優しく、前向きな言葉をかける習慣を身につけましょう。

うつ病の方が転職成功する:職場適応について

職場適応は、新しい環境でのスムーズなスタートに欠かせない要素です。

根本的には「あせらない」ことが重要なことですが、それ以外にもうつ病を抱える方が円滑に職場になじむためには、いくつかのポイントが重要です。

職場適応は時間をかけて築かれるものですが、コミュニケーションの重要性、仕事の範囲とペースの調整、仕事とプライベートのバランス、そしてフィードバックへの柔軟な姿勢が、メンタル的な課題がある方が円滑になじむためのポイントとなります。

これらのポイントを実践することで、より健康で充実した職場生活を築くことが可能です。

コミュニケーションの重要性

積極的なコミュニケーションは、職場適応のポイントです。

同僚や上司とのオープンで健全な対話は、信頼関係を築く助けになります。

自分の状態を理解してもらい、協力してもらうために、率直かつ適切なコミュニケーションを心掛けましょう。

しかし、これが苦手な方も多いことが事実です。


無理に言葉にすることは必要ありません。


会話に混ざるだけでもいいのです。

つまり、「相槌ちをうつ」だけでも、立派なコミュニケーションになります。

(コミュニケーションに関連した記事はこちらもどうぞ♪>>)

仕事の範囲とペースの調整

仕事の範囲やペースを調整することが、うつ病のある方にとって重要です。

適切な仕事量とペースで業務に取り組むことで、無理なく職場での活動が可能になります。

上司とのコミュニケーションを通じて、理解ある調整ができるように努めましょう。

フィードバックを受け入れる姿勢

職場でのフィードバックを受け入れる柔軟な姿勢が、成長と適応に繋がります。

建設的な指摘や提案に対してオープンな態度を持ち、自己改善に努めることで、職場での信頼を築くことができます。

あまり代替案なく否定的な態度をとってしまうとチームワークに良くないことが多いです。

個人的な経験として、多いことがメンタル面に課題がある方は、「否定的な目線」が多い印象があります。

もちろん、そのことに「根拠がある」のであれば意見として良いのですが、コミュニケーションを取ることが苦手な方も多いので、「相手に伝わらない」状態になり、チームワークがとれなくなり、結果ドロップアウト(退職)に至るケースも経験としてはあります。

まとめ:介護職の仕事は「うつ病」があっても転職しやすい理由

ポイントを述べてきましたが、介護・福祉業界の仕事は、メンタル的な悩みを持つ方に適している業界でもあります。

しかし、職場の見つけ方は、通常の転職より慎重にならなければなりませんし、転職への心の準備にも時間をかけた方が良いです。

うつ病を抱える方やメンタル面に課題がある方が新しい職場を見つける際、理解ある環境が何よりも重要です。

求人探しの際には、うつ病者にとって理想的な職場を見つけるためのコツがあります。


うつ病をもっている方が転職に成功しやすい方法としては、転職エージェントを活用する方法が最も良いです。
具体的な情報を提供してくれることが多いので「就労を急ぐ必要がある」方も成功しやすいと思います。

\最後まで読んでくれてありがとう♪/

参考になれば幸いです。