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介護や福祉の仕事は楽しくてやりがいがあるものです!実体験に基づく記事にしています。

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【簡単】未経験から福祉の転職で活躍する方法

未経験者の方が介護・福祉の有資格者よりも転職に成功することもありますよ?本当です。

人事担当者として1000人以上の介護・福祉職の方々とお話してきました。(プロフィールはこちら>>)

介護・福祉業界を希望しても、「未経験」ということで、応募する勇気が出ないということもあると思います。

結論から言うと全くの未経験でも構いません。

ポイントさえ押さえれば、未経験からでも十分に活躍することは可能です。

介護や福祉の仕事は、他業界の知識・技術が活用できる可能性もたくさん秘めています。
重要なのは、介護・福祉業界のポイントを押さえることです。

今回は「未経験から介護や福祉の仕事で活躍する方法」をテーマにお伝えします。

こんな方にオススメ♪
・未経験でも介護・福祉業界で働きたいとお考えの方へ
・他業界の知識・技術が役に立つかを知りたい方へ
・すでに介護・福祉業界で未経験から働き始めた方へ



結論
・リスクマネジメントの視点を持とう!

・ICTスキルは武器になる!

・代えが利かない人材になればOK!

簡単に未経験から介護や福祉の転職で活躍する方法

未経験の方が、介護や福祉の現場で活躍するために有効な方法は、「自分しかできない仕事」を作り出すことです。

別の記事でも書いていますので参考にしていただければと思います。

★介護や福祉の仕事は未経験・資格なしでも給料が上がる!?

職場の中で「自分の価値を上げる方法」を見つけることができるのであれば、十分活躍できると理解してもらってよろしいかと思います。

「未経験で活躍するためには、どういうポイントを押さえると良いのか?」をみていきましょう。

未経験から福祉の転職で活躍する方法:キャリアが活かせる事業を選ぶ

もし未経験で福祉の仕事にチャレンジしようと考えているなら、ぶっちゃけ、それは簡単なんです。 経験があろうがなかろうが、資格があろうがなかろうが、全然気にする必要はないです。

なぜなら、簡単だと言えるのは、自分のキャリアを活かせる職場や事業形態を選べばいいだけだからです。 未経験の人が福祉の仕事に飛び込むって、ハードルが高いわけじゃないです。

もちろん、難しい状況もあります。 例えば、直接的な介護や支援をしたい場合は、正直なところ資格が必要になります。 でも、資格があれば未経験でも採用されやすくなるとは思います。

ただし、資格がないまま直接的な支援や介護をする職種は、採用が難しいこともあります。 特に、人気でホワイトな職場は人材が不足していないから、採用は狭き門です。 資格者で経験があっても不採用になることだってあります。

だからこそ、キャリアを活かせる場所を見つけるのが良いのです。 ただし、そうした職場はそもそも少ないのが実情だから、転職サイトなどの情報網を活用することをおすすめします。 (滅多に求人票がでてきません) 未経験から福祉の仕事で活躍するためには、具体的な情報を得て、自分に合った道を見つけることが大切なのです。

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未経験から福祉の転職で活躍する方法:「ICTスキル」

もしあなたが ICT スキルが基本的にはあってそれほど苦手意識もないということであればもう50%は 福祉の仕事で活躍することが約束されたようなものです。

未経験の方でも、ICTスキルを身につけることで、魅力的な職場に出会いやすくなりますよ。

介護・福祉の現場では、パソコンやICTスキルに慣れた人がまだまだ少ないんです。

スマートフォンの基本的な使い方は知っていても、日常生活での利用に限られがちです。

政府の推進もあって、ICT の導入を介護福祉業界に進めていこうとしていますが、なかなか進展がないのが現状です。

理由としては、そもそも職場の高齢化が激しいという理由があることもあり、ICT導入 がなかなか難しいのです。

活用ができない。

年齢層が高い職場も多いですが、介護・福祉職の方にとっては、ICTスキルの教育があまり行き届いていない実情があります。

業務指導での教育も少ないようです。

しかし、ICTスキルは今後非常に重要だと考えられています。

これさえあれば、その職場で欠かせない存在になることができます。

そして、代わりのきかない存在になることは、人間関係のトラブルから守られる一因となります。

人間関係のトラブルに巻き込まれたくないなら、組織内で唯一無二の存在になることが必要です。

これが、他者に代われない仕事を担当することで、あなたが活躍するための第一歩です。

他の職員に関しては代えが利くこともあるでしょうが、あなたが担当する仕事に関しては、誰にも代われない存在になることが鍵となります。

未経験から福祉の転職で活躍する方法:代えが利かない存在になればOK

もし「替えがきかない存在になりなさい」と言われて難しいと感じるなら、視点を変えてみましょう。

案外、簡単なことなんです。

"替えが効かない存在"と聞くと、特殊な能力を想像することがあるかもしれませんが、周りの人たちは介護や福祉の専門家です。

つまり、あなたも何かしらのキャリアを積んできて専門家なのです。

ですので、自分にしかできないことがあるはずです。

他の人が苦手なことでも、あなたなら得意な場面があるでしょう。

例えば、介護や福祉の職に従事している人たちの中には、人とのコミュニケーションが得意でない人もいます。

もし、あなたが地域の人たちとのコミュニケーションが得意なら、それはあなたの強みになります。

(そういったものも見つけてくれるのが、転職サイトのエージェント達なので、わからないなら面倒なことは転職サイトを利用した方がいいです。)

介護の資格だけを有する人が欲しいのであれば、有資格者を補充すればいいので代えが利きます。

ただし、能力的なものは替えがきく人材は限られます。

現場での仕事だけを担当する場合、他の誰かが代わりを務めることもできます。

しかし、代わりの利く存在になるためには、誰にも代われない仕事をする必要があります。これが、未経験の方でも活躍するための方法です。

代えの利かない人材になれば、現職でも未経験の方も人間関係で悩むことなく、仕事に集中できるでしょう。

具体的に述べると

10人の職場があるとします。
その職場に、ご年配の職員が9人、20代の職員が1名いたとします。

この20代の職員は、体力的な仕事を頼まれることが多く、他の職員からは可愛がられます。

なぜなら、他の高齢の職員が「したくない」「できない」仕事を引き受けてくれるからです。

つまり、年齢でも体力的なことでも何でもいいのです。

この20代の職員は、職場全体の中で唯一の若さを持っています。

もしもその職員が退職してしまった場合、他の職員たちはその若さを失い、困ることになります。

したがって、周りの職員から、あなたと良好な人間関係を築こうとします。

仕事の円滑な進行にとって重要なのです。

10人の職場で、ご年配の職員が9人いる。
新しい職員が1名入ってきたが、その職員もご年配の方である。

このような場合は、前述の20代の職員ほど受け入れられる可能性は低いでしょう。

なぜなら、既存の職員たちはすでに同じくらいの年齢層を持っており、新しく入ってきた方には若さという特別な強みがないためです。

だから、「職場選び」というのは非常に重要なわけです。

代えがきかない存在は人間関係で優位に立てる

介護・福祉の現場では、ICTスキルを持つことがなかなか難しいことがあります。 しかし、もしICTスキルを身につけているなら、それは強力な武器となります。

ICTスキルを有することで、人間関係においても有利なポジションを築くことが可能です。 この有利なポジションは決して悪いことではありません。 むしろ、組織や職場に対して貢献しているからこそ、「他の職員からの信頼も得られる」のです。 つまり、ICTスキルを活かすことで、未経験者でも福祉の仕事で優れた働きを見せ、信頼を築くことが可能なのです。

自分がICTが得意だからといって、他の職員を見下すような態度は絶対に避けましょう。

私の経験では、そうした態度を持つ職員がいましたが、彼らは逆に貴重な存在だとされても、結局は何かしらの問題に直面します。

社会人として、常識的なコミュニケーションができれば全く問題ありません。

ICTのスキルを持っていることは素晴らしいことですが、それを謙虚な態度で活かすことが、福祉の仕事で活躍するための大切なポイントです。


未経験から福祉の転職で活躍する方法:「ほどほど」のスキルで良い

未経験者が唯一無二の存在として活躍するには、プロの知識が必要というわけではありません。

趣味程度の程よいスキルで十分です。

難しさはないのです。

プロの知識があるなら、そもそも、その分野で活躍すればいい話です。

必要なのは、他の業界でも通用する程度のスキルです。

具体的には、業務効率を少し上げられるレベル。

例えば、地図を使って目的地に行くとき、通常は紙ベースの地図やスマートフォンのマップアプリを使います。

しかし、業務効率的な視点ではこれだけでは足りません。

少し上級のレベルで、スマートフォンでできることを使いこなせるようになると、同僚に教えることができます。

たとえば、

「ストリートビューで確認できる」

「所要時間を調べられる」

「道のりを調べられる」などです。

これができるようになると、「教える行為」や「教えることができるレベル」が重要になります。

そして、周りから頼りにされる存在になるでしょう。

もうちょっと具体的なことを踏み込んで言えば、小規模の職場が良いかと思います。

もともと「教えられるような人材」が少ない傾向にはありますので。

大規模な法人には、専門の職員がいたりします。

まとめ:【簡単】未経験から福祉の転職で活躍する方法

未経験者が介護・福祉の仕事に転職する際、まず資格を取得する必要はありません。

もちろん、将来的に資格を持つことは有益ですが、転職前に必ずしも取得しなければならないというわけではありません。

資格取得は長期的な目標として検討できますが、未経験者が活躍するためには、「代えが利かない人材」になることが重要です。

「代えが利く」ではなく、「代えが利かない」存在になることがポイントです。

未経験者にも必ず強みがあります。それを見つけ出し、福祉の分野でどう役立てるかを考えることが重要です。

しかし、それを見つけるのが面倒くさいのであれば、転職サイトを利用した方がはっきり言って早いです。

そして、なおかつ 未経験でも活躍できる職場はたくさんの情報を持っています。

自分の強みを知り、それが福祉にどう貢献できるかを考え、転職を成功に導く方法を見つけるために、エージェントに無料で相談するのも一つのアプローチです。

長期的に働ける職場を見つけることができれば、「ワクワク」しながら毎日を働くこともできるはずです。

\最後まで読んでくれてありがとう♪/

参考になれば幸いです。