「転職しよう!明日退職届を出す!」
そのように決意した後に正しい行動をすると、後々の転職活動を有利にできることもあります。
介護・福祉の仕事に「つらい」と感じる部分があることは、このブログだけで様々な所で「つらい」情報が流れています。
介護・福祉の全ての職場が「つらい」わけではありませんが、残念ながらブラックな職場に勤めてしまうと、「介護の仕事はつらい」「福祉の仕事はつらい」と感じると思います。
実際に私もそのような経験をしてきました。
「退職」を決意をしたのであれば、次は「楽しい職場をみつけるため」に行動するべきです。
「退職はしたくなかったけども、家庭の事情で退職された方」も次も楽しい職場をみつけるための行動が必要です。
今回は「転職成功をキーワードに、転職を決意した後の行動」をテーマにお伝えします。
・転職を近々考えておられる方へ
・退職を考えておられる方へ
・ブラックな職場に勤めておられる方へ
・退職届けを出す前の「相談」が大事
・その相談で現職での「自分の価値」がわかる!
転職を成功させるために、退職を決意したら「退職届を出す前」に行動することがある
退職を考えようとすると、「退職する時期」や「退職届けを書くこと」を考えると思います。
退職を考えている時期に、「しなければならないこと」があります。
退職を決意する「前」は下記の記事でお伝えしています。
今回は、退職を決意した「後」になります。
「退職届け」「辞表」を提出することではありません。
上司に退職を切り出すことでもありません。
「転職をしよう!」と決意しても、すぐ次の仕事に移ることが出来なければ「貯蓄を減らして生活してしまう」ことになりかねません。
退職を決めた後は辞表を出す前に「転職活動」をした方が賢明だとおもいます。
そのまえに、転職活動を成功させるためにも、「退職を決意したら、次の転職先の「探し方」について」を明確にしておいた方がよいです。
転職を成功させるために退職を決意したら、次の転職先に「求める条件」を明確にする
退職を考えるときには、「退職すること」ではなく、「退職した後」を考えることです。
退職した後に考えることもいいのですが、それではスタートダッシュが遅れてしまうこともありますし、一旦止めてしまうと働くことへの気が抜けて判断力が落ちてしまう可能性もあります。
判断力が落ちている中で、転職先を見つけることは失敗を招き
ですので、勤めている時に「次の転職先への条件」を作っておいた方がいいのです。
転職を成功させるために「求める条件」を明確にする具体的方法
転職先に求めることは何でしょうか?
「自分の考え、欲求のまま」想像してみましょう。
自由に使える「お金」を増やしたい!だから次の転職では年収を上げたい!
人間関係が悪いと精神的にきついから、次の転職先では良好な人間関係が条件!
子どもと一緒に過ごす時間が欲しい!だから、ワーク・ライフ・バランスがとれるように、休みが多いことが条件!
様々な条件を職場に求めることがあるかもしれませんが、全てが揃った職場を見つけるということはかなり難しいです。
全て自分の要望通りの職場を見つけることは至難の業ですから、具体的にすることは「何が自分にとって、重要で絶対に外せない条件なのか?」を明確にすることです。
転職を成功させるため退職を決意したら「全ての条件」を書き出そう!
転職先に求める条件を全て書き出しましょう。
いくつでもいいのです。
10個でも20個でも書けるだけ書いてみましょう。
できればその中に「数字」が入っているといいです。
具体的にするためです。
例えば、
「年収は〇〇万円以上」
「休日日数〇〇日以上」
「職員人数は〇〇人以下(以上)」
このように数字を入れて書きましょう。
転職を成功させるため退職を決意したら、「条件を絞る作業」をしよう
その後に羅列した条件から、絶対に外せないことを、3つぐらい書き出すとよいです。
条件がありすぎると、「選べる」転職先が少なくなってしまいます。
妥協した選び方は、入社したとしても納得感がない状態からのスタートになりやすいです。
転職先に失敗している人は、「妥協して選ぶから、失敗する」のです。
もちろん、絶対外せない条件が3つとも合致したとしても「必ず良い職場だ」ということはありません。
しかし、転職先の選び方で重要なのは「絶対の条件が合致していて、その他の条件は転職先に合わせられる」ことがポイントです。
転職を成功させるため退職を決意したら、「なぜ条件を絞る」のか?
条件をすべて転職先に求めていたら、選ぶ転職先が少なくなっていくということがあります。
基本的に「働く」ことは、雇用側が採用しないと成立しません。
ですので、雇用側も「人材を採用する時の条件」が当然にあります。
求職者・転職者の方が条件ばかりを持っていても、雇用側の条件もあるため採用に結びつかないこともあります。
ですので多くの方は「転職活動を続ける中」で、理想の職場がないことに気づき、条件を妥協していきます。
それでは遅いのです。
転職活動を具体的に始める前から絶対に外せない条件を決めておくと、それが採用面接などで、雇用側と交渉しやすいことにも結びつきます。
転職を成功させるため退職を決意後の転職「条件を絞る」際の注意点
転職先の条件を絞る際に、「相反する条件を重ねること」は注意しておいた方がよろしいかと思います。
例えば「年収〇〇万円以上」という条件については、その「地域の相場給与」というものがあります。
特に社会保障で運営されている医療や福祉に関してはその地域の中で相場の給料が明らかに崩れるということはあまりありません。
ですので、その相場給料から明らかにかけ離れている状況になると、「なぜその給与を払えるのか?」疑問に感じることをしなくてはいけません。
株式会社等の法人格で「営利企業」であれば、営利的に福祉サービスを展開することは可能ではあります。
ですがその反面、経営的な考え方と福祉的な考え方のバランスがずれることを引き起こしやすいです。
ですので「年収〇〇万円以上」という条件を残す際には、その地域の相場を知っておくことが必要になると思います。
相場年収から、高い給与を提示されているのであれば、ワークライフバランスなどの休日休暇や、残業等の条件を求めると非常に難しいかと思います。
転職を成功させるため退職を決意後に「求人票」を見る時の注意点
条件を絞った後になりますが、実際に求人票を見てみると、求人票にはトラブルになることも多くありますので、注意して考えないといけません。
例えば先ほどの年収の例に換算すると、明らかに相場より高い月給を提示している事業所もあります。
実際にその高い月給に引かれて応募したとして実際に働いてみると年収ベースでみると、 相場より低いという状況もあります。
賞与や昇給コストを、月給に反映していることが多いからです。
働いてみてわかることはたくさんあります。
例えば「人間関係は良好ですよ!」とその職場でPRされて、それが事実だとしても人によって「良い人間関係」は違います。
転職先を選ぶにあたって「条件を絞る」ことは必要な工程になります。
まとめ:転職成功!退職を決意した後の行動で差が出る!
退職を決意した後「退職届」を出すと思いますが、実際に転職活動する前に「転職先に求める条件を整理」していくことが非常に重要なことになります。
「絶対に外せない条件」を明確にしておけば、応募先と交渉することも可能になります。
絶対的な条件を作っておかないと、転職活動中に妥協しながら探すことになります。
「良い職場を探しやすい具体的な行動」を今回ご紹介しましたが、さらに確実なものにするためには下記のノウハウを使って転職活動をすることです。
このことによって『驚くほど転職活動に成功することは可能』になると思います。
実際に働き始めると、 転職活動に成功したかどうかは「仕事に対して楽しいと感じられるか」ということになります。
本来介護・福祉の仕事は「やりがいもあって、楽しいもの」です。
今では需要に合わせて、ブラックな職場も数多くあります。
そのようなブラックな職場に勤めることは、 自分の人生や健康にも影響を与える事が多いです。
ご参考になれば幸いです。