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介護や福祉の仕事は楽しくてやりがいがあるものです!実体験に基づく記事にしています。

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【経験談】介護や福祉の職場は休憩時間がない?実際は?

休憩時間がない仕事なんて普通にありますからね?

この記事は経験談で書いています。
リアルを書いていますが、愚痴っぽいので注意してくださいね。
介護・福祉の仕事を辞めたときの私の闇的な経験を書いています。

(今私自身は転職に成功しています。興味を持っていただけたらプロフィールを御覧ください。)

 

さて、今回は「休憩時間がない」とイメージがある介護や福祉の職場について触れていきましょう。

自身の経験から言えば、ないです。

というより「なかった・・・無茶苦茶な職場に勤めてました」(TT)

休憩時間なんて皆無だったのです。

冗談じゃない。

休憩時間は当たり前のようにあると思っていた自分が悪いのですが・・・

求人情報でもそう明記されていたんです。

実際のところは求人通りじゃない。

もともと、休憩時間は働く人たちに対する義務だから与えるべきなのです。

\ あなたにとって理想の職場/

この記事で紹介する経験♪
・ブラックな職場は休憩時間をとろうとすると「はぁ?」って顔で見られます。

介護・福祉の仕事では休憩時間がない理由

一般的には、昼休憩は12時から13時で1時間休憩という管理がされているはずです。

もしくは、交代制で休憩をとるとか。

でも、実際の現場では休憩時間とかない。

主たる原因として一般的な福祉サービス事業所は直接介護・支援を行っており、まあ確かに机に座って仕事する福祉職もあるんですが、基本的には直接サービスを提供する事業所が多く、そのニーズも高いのが現状なんです。

そして休憩時間中、つまり「昼休憩の時間帯」は「利用者の食事時間」となりがちで、そのため職員は食事介助を設けて、そこで自分の休憩時間を兼ねるパターンが多いです。

私の経験した職場もそのタイプで、"休憩時間がない"現実を経験した一人です。

もちろん、一部の職場では介護・福祉職務の一般職員が交代で昼休憩をとるスタイルがありますが、人手不足に陥っているところではその状態になる余裕が全くありません。

食事介助の後は口腔ケアが待っているからです。

スケジュールに空き時間があるわけがないのです。

「休憩時間の確保」を上司に相談することはもちろんしました。

介護・福祉の仕事では休憩時間が人間関係崩壊のきっかけになる

「休憩時間をとれるようにシステムを作って欲しい」と。

そしたら上司は「いいよ」と言ってくれました。

それはダメって言えないですからね・・・

義務ですから。

でも具体的な対策なし。

「休憩時間もらいます」と他の職員に伝えたら「え?」的な反応。

これが普通?

何で権利を主張することが悪いんですか?。

と内心は思いながらも、休憩時間を取るということは「=仕事をしていない」サボっていると見られがちなのです。

それに、上司だって口では"休憩時間を取って良いよ"とは言ってくれるけれど、具体的な手当てはすることはない。

結局、介護・福祉の現場は「一般企業と比べてマネジメントが全く弱い」

そういうことになるんです。

休憩時間がないことで、人間関係が壊れた

再度上司に「休憩時間を確保するためにこのようにしてはどうか?」って相談してみました。

「それは君が考えてやってみて」との上司の回答。

(はぁ?そりゃお前の仕事だろうが。と言いたかったけど言わず・・・)

実際には、私が主導で職員に問いかけてもその提案をやってみようと賛同してくれる職員は誰もいなかったです。

要は、変化を恐れているわけです。

特に介護や福祉の業界は、高齢層も多く働いている職場が多い。

これは介護や福祉の業界だけの問題じゃなく、現状の雇用状況を踏まえれば、若い人材が中心の職場は少ないので、どうしても「やっていたことを変えること」に抵抗が出てくるわけです。

若い職員がいる職場は大胆に行動できるんですが、介護や福祉業界のほとんどの職場では、変化を嫌う傾向にあります。

介護や福祉の仕事は休憩時間がない:スケジュール的な隙間がない

例えば、通所施設などはサービスを提供する時間を9時から16時の間に設定することが多いです。

そこには「送迎」という名の重要なサービスが存在します。

これは介護・福祉業界から障害福祉業界まで一般的なサービスです。

送迎サービスは専任の職員がいれば負担はないでしょうが、現実問題として多くは介護・支援職員が兼任しています。

私の場合は、朝7時から送迎を開始し、17時に送迎が終わるまでは行っていました。

さらに普通の介護プログラムや昼食の準備もある訳ですから、「休憩時間をとる隙間がない」ことが現実なのです。

なお、これだけではありません。

事務作業や来客対応等、見えない仕事も山のようにあります。

これを改善するためには大きく分けて2つ、「人手不足の解消」と「業務効率の向上」が必要です。

(もちろん個人のスケジュール管理の能力は最低限必要です。簡単にできるコツもありあます。)

介護や福祉の仕事は休憩時間がない:人手不足の解消

人手不足の問題は、介護や福祉の職場だけでなく、日本全体を苦しめています。

しかし、一概に全ての職場が同じではなく、職場単位で考えるべきなのです。

人手不足だからシステムを作るなどして、人が必要とされるさまざまな課題に「人がいらないように」対処する必要があるでしょう。

これは認めますが、介護や福祉の職場は基本的には人手を必要とします。

AI等が発達しても残る職業とされている理由はここにあります。

しかし、介護や福祉の現場で人手不足が感じられない職場も確かに存在します。

それは単に人数が多いからではありません。

サービスをしっかりと提供している上に、効率的に業務をこなしている仕組みがあるのです。

そのような職場に勤めていると休憩時間がないということはありえません。

介護や福祉の職場に休憩時間がないイメージがあるのは、やはりそういった職場が多いのです。

介護や福祉の仕事は休憩時間がない:業務効率

どのような形でも、介護・福祉の職場の業務効率は基本的に、チームワークと協調性に依存します。

「休憩時間がない」職場でも、各職員・スタッフが自分の役割を順調にこなせば、時間の余裕は自然と生まれ、休憩時間が感じられるようになるはずです。

休憩時間がないと感じる介護・福祉の職場でも、スキルアップに意欲的である職員がいれば、時間に余裕が生まれる可能性は一層高まります。

休憩時間がないという悩みを解消するために、各自がスキルアップを目指すことは重要です。

しかしこれがあれば苦労はしません

私の経験でも「自分からレベルを上げていこうとする人材」は、ほんと稀です

実際にスキルアップをしていっても、給与に還元する仕組みは薄い業界でもあります。

ですので、スキルアップ自体を進めていくのが難しい部分もあります。

ただし、そういった状況は福祉制度的にどんどん変わってきている気配もあります。

一人ひとりが連携しスキルアップを常に追求する組織文化が育成されているところは、人間関係が良好な職場となる可能性が高いです。

人間関係が良好であることは、休憩時間がないと感じる介護・福祉の職場における業務効率が良好であると言えるのです。

(職員の人格的な資質は除きます。ほんとムカつく職員もいましたからね...人間的に合わない人材もいます)

休憩時間がない 求人票は疑った方がいい

私は転職を決める際に、転職先の求人票をチェックし、「休憩時間がある」と確認していましたが、採用され現場に入ると、「休憩時間」が「ない」と初めてそこでわかりました。

この「休憩時間がない」現状について、私が直接指摘したとき、答えが返ってきました。「頑張って休憩時間を取れるようにしよう」と。

(完全に失敗しました・・・)

しかし、現実的には「休憩時間」の存在自体があやふやで、求人票にかかれていることが事実とは限らないのです。

「求人票に書かれていることが現実と一致するとは限らない。」

私が安易に決めたのがいけなかったということもありますが、職場見学にその時 言っとけば 見抜けたかもしれませんね。

まとめ:【経験談】介護や福祉の職場は休憩時間がない?実際は?

介護や福祉の職場は、机で仕事をする職務以外は休憩時間がない可能性があるということを考えておいた方がいいです。

それは 求人票で休憩時間ありと書かれていても、実際にはない可能性があります。

求人票には何とでも書けるのです。 

\最後まで読んでくれてありがとう♪/