この記事は経験談で書いています。
リアルを書いていますが、愚痴っぽいので注意してくださいね。
介護・福祉の仕事を辞めたときの私の闇的な経験を書いています。
(今私自身は転職に成功しています。興味を持っていただけたらプロフィールを御覧ください。)
\ あなたにとって理想の職場/
【経験談】疲れて介護・福祉の仕事を辞めたくてもお金もなかった話:まえがき
私はある障がい福祉サービス事業所に3年間勤めていました。
福祉の仕事に憧れがあったので、仕事を始めた当初は楽しく出勤していました。
最初は仕事が楽しくてやりがいを感じていましたが、入社して6ヶ月ほどから疲れを感じることが増え、この職場が自分に本当に合っているのか不安に思うようになりました。
仕事に疲れ、辞めたいという気持ちが強まっていきました。
初めの頃は長時間の労働も苦になりませんでしたが、どんどん仕事に疲れ「辞めたい」という気持ちが頭をよぎるようになりました。
最初の頃は「仕事が楽しい」と思って取り組んでいましたが、入社してから疑問が増え、最初は福祉の仕事に情熱を傾けていましたが、楽しくないことが多くなってきました。
この福祉職が自分に適しているのかどうかがわからなくなりました。
「福祉職が自分にあっているか?」
自分に合っていると思っていたことも、実際に働いてみると違うものだと気づきました。
仕事に疲れ、「仕事を辞めたい」という気持ちがどんどん強くなりました。
働くことは簡単なことではないという認識があったので、「仕事はつらいこともある」と自分に言い聞かせて働いていました。
これは両親や子供時代の経験から学んできたことで、無理をしてでも働くことが当たり前だと考えていました。
実際のところ、仕事を辞めると給与がなくなり、生活が厳しくなる可能性もあります。
また、仕事を辞めたいと思っても、その決断には抵抗感がありました。
疲れて介護・福祉の仕事を辞めたい:自分を責め出す
無理して働いていると、自分を責めることが増えます。
他人を責めることができれば、もっと楽なのかもしれませんが、私は性格的に背負い込みやすいタイプだと自覚しています。
人は性格や年齢もしくは職場の雰囲気など理由は様々にありますが、他人を責めるよりも、自分を責めるということをします。
(まっとうに介護職や福祉職をされる方は、自分を責める方が多い印象です。)
仕事が終わらないと、自分の能力が足りないと考えがちでした。しかし、今考えると周りの人たちが私に任せた分、別の仕事をしているわけではなく、私が無理をしているだけでした。
はっきり言って、損もしているだけでした。
疲れて介護・福祉の仕事を辞めたい:「頑張っていたら、いずれは良くなる」=それはない
『頑張っていれば、結果は良くなる』
そんな言葉はよく聞きますが、私はそれが完全に間違っているとは思いません。
ただし、現実は複雑で、特に人間関係や職場の問題では、組織全体の影響が大きいことがあります。
一人だけが一生懸命頑張っても、状況が改善されないこともあります。
もちろん、みんなが力を合わせれば問題が解決することもありますが、一人が頑張っても仕事が良くなるという確証はありません。
私は努力しても、職場の雰囲気や公平に仕事を分担しようと周りの職員に働きかけましたが 、一向に改善されず、仕事に疲れ果てました。
最初は『頑張れば良くなる』と信じていましたが、組織的な問題に立ち向かうのは難しく、一人の努力だけでは限界を感じました。
そんなこんなが、3年間続いて、ある時私は『もう仕事を辞めたい』という強い気持ちをいだきました。
しかし、同時に『お金がないから転職は難しい』という現実にも直面していました。
なぜ「報われない」と思うのか?
私の場合は、一生懸命に働けば働くほど、他の人の仕事が押し付けられることが一番の理由でした。
具体的には、自分が頑張れば周りの人もそれに便乗し、結局は他人の仕事も引き受けざるを得ない状況でした。
(当時の上司も全くマネジメント能力なし...)
特に介護福祉業界では、頑張っても給与が変わらないという現実がありました。
たとえば、私はイベントのリーダーに指名され、その仕事に真摯に取り組んでいました。
しかし、その結果、他のメンバーが仕事を怠けがちになり、私がその穴埋めをする形になりました。
頑張れば頑張るほど、他の人の責任も肩代わりしなければならない状況で、これに疲れきりました。
そして、その職場ではこのような努力に対する「給与のアップが期待できない」のが辛い現実でした。
どんどん自分が壊れていきます。
疲れて介護・福祉の仕事を辞めたい:一生懸命働いても無駄
一生懸命働こうが、手を抜いて働こうが給与的には変わらないのです。
つまり、働けば働くほど労力と報酬のバランスが崩れることがあります。
もちろん、良い職場であれば、そのような仕組みが公平に働いて、頑張っている従業員にはボーナスや昇給などの評価が行われることもあります。
しかし、出世すると、仕事が増えたり昇給幅が限られたりすることがあり、結果として給与の面では大きな差がつけにくい状況となります。
例えば、私の経験では、優秀な職員が昇進すると、新たな責任やプロジェクトが与えられ、その結果として労働量が増えました。
一方で、昇給幅はそれほど大きくなく、出世しても給与面で大きな改善が見込めませんでした。
これが、労働と報酬の不均衡を感じる介護・福祉業界の当時の状況です。
(まだそういう職場はゴロゴロありますので、お気をつけください!というより多数をしめてますよ。)
疲れて介護・福祉の仕事を辞めたい:仕事をしない方がマシ
結論として、働きすぎは良くありません。
しかし、これは社会人として、福祉職のプロとして振る舞ううえで難しい選択です。
成長意欲がある方にとって、手を抜くことは選択肢としては考えにくいです。
そのため成長意欲を持っている方は、適切な選択として、その職場を離れることを検討すべきです。
手を抜かないことを評価してくれる職場に勤めるべきです。
実際、私の経験でも、仕事を抜くことが難しい状況でした。
成長意欲を大切にし、プロとしての自分を磨くためには、手を抜くよりもむしろ、環境を変えることが必要であることを感じました。
このような経験から、自分の成長を優先するならば、新しい職場を探すことが良い選択であると確信しました。
疲れて介護・福祉の仕事を辞めたい:退職したらお金がなくなるは回避可能
仕事を辞めたくても、お金がないからやめられないと思っていた。
しかし、実際には、転職活動にしっかり準備すれば、収入の途切れる期間を短縮できます。
仕事を辞めてから転職活動を始めても、3ヶ月以内であれば失業手当などのサポートが受けられる可能性があります。
つまり、退職後のお金の心配はそれほど不要だと思います。
むしろ、転職することで確実に楽になります。お金の不安を感じつつも、新しいステップを踏むことで、生活がより良くなる可能性が高まります。
というより、私は6ヶ月前から転職活動に対する準備をしていましたので、実際は働いて給与をもらっていました。
仕事辞めたら自分が楽になる=これは本当
転職してから、私の給与は相当に上昇しました。
(おそらく、月に5万円ほど増えたと思います。)
これは基本給が変わったわけではなく、実際は残業代が支給される職場に移ったからです。
それに加えて、様々な仕事を任され、それに応じた手当ももらえました。
つまり、基本給はあまり変わらなくても、しっかりと働きを評価してくれる職場に転職できたのです。
仕事を増やしても、その分手当がもらえる環境でした。
私は給与の面で満足できる職場に移ることができ、仕事を増やすことが報われる良い環境は、成長意欲に繋がることを学びました。
仕事を辞められない時は?
心が疲れている場合、もしそれが一時的なものであれば、すぐに仕事を辞めることは避けましょう。
実際のところ 精神的に疲れていると正常な判断ができないことが多いです。
通常、その疲れを克服すると、仕事が通常通りできるようになります。
一時的な疲れの場合は、焦らず様子を見ることが大切です。
ただし、日常的に精神的な疲れが溜まるようであれば、例えば人間関係の不信や職場の方針との不一致など、そういった場合は転職が楽になる可能性が高いです。
ずっと合わない環境で頑張り続けても、良くなることは期待できません。
また、組織があなたに合わせようとすることも少ないでしょう。
私も最初はそのまま続けようと思っていましたが、悩んだ末に「もう無理」と判断し、その結果、自分が無駄な時間を過ごしていたことに気づきました。
まとめ:【経験談】疲れて介護・福祉の仕事を辞めたくてもお金もなかった話
合わない職場で頑張っても、状況は必ず良くなるとは限りません。
仕事に疲れて辞めたいと感じるなら、それは合わない職場で働いている可能性が高いでしょう。
特に、お金の問題で後ろ髪を引かれているのであれば、その状況に対処する準備ができているし、回避することも可能です。
心と体が疲れきる前に行動を起こすことが大切です。
もし本当に限界に達してしまった場合、私のように社会復帰に非常に長い時間がかかることも考えられます。
したがって、自分の健康を最優先に考え、合わない職場から早めに脱出することが賢明です。
\最後まで読んでくれてありがとう♪/