「陰口・愚痴・悪口」いろんな言い方がありますが、そのような言葉を耳にすると、嫌な気分になりませんか?
客観的に物事を捉えている人は、嫌な気分になることが多いです。
また、ポジティブに物事を考える方は、そのような「ネガティブなこと」には近づかないように、予防策をとっている方も多いと思います。
「愚痴」は必ず組織の中で発生するものです。
「全職員、誰しもが納得しながら働く」ことは基本的には難しいと思います。
ですので、愚痴があることは全く問題がないのですが、それを解決せずに放っておくと愚痴から始まったことが、「影響力がどんどん上がって」、いづれ組織全体に影響を与えるまでに至ることも多いです。
最初の「愚痴」を言っていた「個人から、集団を巻き込んで、組織全体を崩壊させる」ということもあります。
今回は「介護や福祉の現場で愚痴が続くと危ない」をテーマにしてお伝えします。
この記事はシリーズ化しています♪
- 退職が相次ぐ介護や福祉の職場は危険!!
- 間違いなく組織に元気がない介護や福祉の職場は楽しくない!
- 介護や福祉組織の人間関係が乱れる原因
- 介護や福祉の職場で「愚痴」が続くと危ない理由
- 介護や福祉の職場に必ずいる「やる気がない」人材についての法則
- 管理職の「疲弊」は介護や福祉の職場を崩壊させる
・愚痴が多い職場にお勤めの方へ
・愚痴に「うんざり」している方へ
・転職をお考えの方へ
・働きやすい職場をお考えの方へ
- 介護や福祉の職場で「愚痴」はなぜNGのなのか
- 愚痴が「共通認識」になると介護や福祉の職場では迅速な対処が必要
- 介護や福祉の職場で「愚痴を吐かせない」環境はマネジメント力にある
- 介護や福祉の職場での「愚痴」に関する同調圧力は危険
- まとめ:介護や福祉の職場で「愚痴」が続くと危ない理由
・愚痴が「共通認識」になると迅速な対処が必要
・「愚痴を吐かせない」環境はマネジメント力にある
介護や福祉の職場で「愚痴」はなぜNGのなのか
「愚痴」を出す職員がなぜ多いとまずいのでしょうか?
日常的に「愚痴を吐く職員」は、愚痴を言っているつもりは全くないと思います。
むしろコミュニケーションのつもりで人に、それを話していることが多いです。
愚痴の内容自体が、不満を表しているわけではありません。
悩みがあるわけでもありません。
「言いたいだけ」ということもあります。
組織で愚痴が多くなっているということは、その「愚痴を吐く風土が伝染して」いる状態になります。
コミュニケーションとして介護や福祉の職場で愚痴をだすケース
1つはコミュニケーションとして、他人と言葉を交わすために、愚痴という手段をとっている可能性があります。
つまり、その愚痴には「何も意味はない」のです。
ただのコミュニケーションとして、愚痴を利用しているだけです。
愚痴をコミュニケーションとして利用している人は、グループ化しやすい傾向があります。
放っておくと組織にとっての影響は非常に大きいリスクにはなります。
マネジメントする立場の人材は、愚痴が多い職員に対応できることがポイントです。
共感から「認められる」実感をしたいことで、介護や福祉の職場で愚痴をだすケース
2つ目に、その愚痴に対して、「共感して欲しい」ことが挙げられます。
「この共感してほしい」ことに関して言えば、愚痴の内容自体は本当に起こっていることだろうと思います。
共感してくれることによって「自分のストレスを発散する」と、そういったことで「愚痴を吐く」というメカニズムになります。
しかし、その愚痴自体も「事実を捉えてるのか?」詳細は不明です。
共感して欲しいがために、大げさに言っている可能性もあります。
このタイプの傾向の人は認められたいことが目的になります。
ですので仕事自体は優秀なこともあげられます。
「愚痴」だして混乱を楽しんでいるケースが特に介護や福祉の職場で危険
3つ目は「人格」としての問題になってきます。
「その人に対して何か愚痴を言うことで混乱をさせたい」または、「組織にトラブルを起こさせたい」という悪意があります。
このタイプが一番気を付けなければなりません。
混乱を起こすことによって、組織に刺激を与えようと楽しんでいる人も見受けられます。
知らないところで大きなトラブルになることも多いです。
愚痴が「共通認識」になると介護や福祉の職場では迅速な対処が必要
愚痴が当然のようになってしまうと、それが事実と異なっていても、多くの職員まで影響してしまえば、それが真実になってしまい「共通認識」となってしまいます。
この時に対処しないとトラブルは必至です。
フェイクニュースに踊らされるようなイメージです。
介護・福祉の職場の多くは「勤務時間中はずっと同じ建物内で働く」ことが多いです。
愚痴というのが常態化してしまうと、組織力が落ちるのは早いです。
このような場面は介護・福祉業界だけではないのかもしれませんが、対処をしなければ、ブラックな職場になります。
介護や福祉の職場で「愚痴を吐かせない」環境はマネジメント力にある
「愚痴を吐く」という行為に関しては、その職員の人格や特性によって行われるものではないと考えてよろしいかと思います。
不安や不満は、誰でもあるもので、いかに素晴らしい職場であろうが、そのような思いを抱える職員は必ずいます。
不安や不満な思いを抱える職員に、「きちんと話し合える上司がいるかどうか?」で明確に職場の雰囲気は変わってきます。
つまり、「愚痴を吐かせないようにする」ためには、その職場の上司が職員とコミュニケーションを通しながら、問題がないかを常に気を配っている必要があります。
その中で、ネガティブなことが発見されたのであれば、それが他職員に影響しないように迅速に調査をして、事実を明らかにすることが必要になります。
このようなマネジメントに手を抜く、管理職の立場にある人達は、「愚痴を吐く」職員の責任にしますが、職員の人格に問題があるわけではないことが多いです。
もちろん職員個人に問題があるケースもあるとは思いますが、教育が行き届いてなかったり、意見を聞いてくれなかったことでの不安や不満がたまり、愚痴に発展します。
介護や福祉の職場での「愚痴」に関する同調圧力は危険
愚痴が出る職場は、人間関係の構築が難しくなっていきます。
それはなぜか?といいますと、「同調圧力が大きくなる」からです。
「同調圧力」が大きくなるということは、「共犯になりやすくなる」ということです。
つまり、大きなトラブルがあった時に「同調した・共感した」というだけで、「その「見が正しいということを認めた」ということになります。
そのため愚痴に遭遇した場合、避けることをお勧めします。
もし避けきれなかったら、それが事実かどうか?
根拠を確認することが必要になってくるでしょう。
実質、根拠を確認することも難しいのかもしれません。
それが「愚痴が横行すると危険」とする理由でもあります。
同調圧力は非常に強いものでもあります。
自分の価値を下げないように行動しましょう。
まとめ:介護や福祉の職場で「愚痴」が続くと危ない理由
介護や福祉の職場で愚痴が横行すると、非常に職場環境が悪くなってきます。
そうならないようにするためには、その職場を管理する人がどのようなスタイルで管理を行っているかでだいぶ違ってきます。
今回は、同調圧力の話までお伝えしましたが 、愚痴を吐くという状態が続くと「介護の質やサービスの質」にまで影響を与え、持続できる経営は難しくなります。
つまりその職場の将来性はないと考えても宜しいかと思います。
そうならないように、転職をお考えの際には、必ずブラックな職場を避けるようにしましょう。
介護・福祉の業界は常に多くの求人票があります。
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