この記事は経験談で書いています。
リアルを書いていますが、愚痴っぽいので注意してくださいね。
介護・福祉の仕事を辞めたときの私の闇的な経験を書いています。
(今私自身は楽しく福祉の仕事をすることに成功しています。興味を持っていただけたらプロフィールを御覧ください。)
ぶっちゃけ、私は自分の仕事には自信があると思ってます。
(自慢じゃないです・・・スイマセン)
もちろん、福祉に関しては一生懸命勉強してきて、かなりの知識も身につけてきました。
でも、人間関係が最悪な職場とか崩壊している職場は、そんなの関係ないんです。
自分が「その人を気に入るか、気に入らないか」そんな感情的な部分でしか測れない職場もありますよ。
(お局様が強い職場とか・・・)
特に、そのような人材をコントロールできない職場なら、その職場はまるで秩序がないと言えます。
これが「自分の意見が言えない職場の雰囲気」をつくります。
自分の意見がうまく言えない人っていますよね。
性格的に。
実はそれは環境がそのようにさせていることが多くて、実際は 職場とマッチングすると急に意見が言えるようになったりします。
(私の経験ではそんな人がほとんどです)
自分の「家族」や「友達」には、自分の意見をはっきり言える人は多いと思います 。
そういう人は実は職場の環境の問題になります。
ですので、性格的な問題ではありません。
そういう人ほど 職場を変えたら、のびのびと働けたりします。
\ あなたにとって理想の職場/
自分の意見が言えない=「怖い」は勘違い
自分の意見が言えないことを、それが否定されるから怖いと思う方がいますが、実際のところ、怖さの正体は他者からの否定にあります。
言いたいことが言える環境は、相手からの否定がなければ築かれます。
しかし、経験上、職場で否定ばかりがあると、自分の意見を伝えることが怖くなってきます。
そのためには、否定されない環境が必要になります。
「否定ばかりされる」と言いたくないですよね?
それが徹底的・過度になると恐怖さえ覚えます。
自分の意見が言えない職場=感情的な判断が多い職場
介護や福祉の現場では、高齢者介護ではあまり見受けられないかもしれませんが、障害福祉や児童福祉の現場では感情的な側面が職場を支配することがあります。
主な感情は、「かわいそう」という考え方です。
「障害があるから、かわいそう」
「子どもだから、かわいそう」
この考え方はある面正しいと言えます。
実際、この感情があるからこそ、人は助けたいと感じるのです。
感情で仕事をすることは全てが悪いわけではありません。
しかし、感情に完全に支配される職場は避けるべきです。
経験から言えるのは、そんな職場を見極め、時には見切りをつけることが大切だということです。
否定されず、自分の意見をしっかりと伝えられる環境が、満足感と成長をもたらします。
怖さから解放され、前向きな変化を迎えるためにも、新しいスタートを考える価値はあります。
自分の意見が言えない職場は「経営感覚」がない
この経験は、私が以前障害福祉サービス事業所で働いていた時の出来事です。
ある利用者のお母様が、「自宅まで送迎サービスを利用したい」との依頼がありました。
通常ならこのようなニーズに応えるのが普通ですが、
問題は
という状況でした。
職員は8時半に出勤することになっていたのに、6時半には出勤しないと送迎が間に合わない状況でした。
それに、高速道路を使う必要がありました。
経営的な視点や職員同士の協力を考えると、この状況で断ることが絶対に必要でした。
しかし、職員たちの中では迎えに行くことが当たり前のように考えられていました。
障害のある方が環境の変化が苦手で、別事業所の利用をためらうことは理解できますが、毎日2時間以上もの送迎を繰り返すのは利用者も職員も過酷でした。
そのため、私は「利用先を変更する提案」をしましたが、これがきっかけで周りの職員からは冷たい目で見られることになりました。
私の意見は完全に否定されたのです。
私が考えていることは、「冷酷」であるとされました。
アイデアを出すことが疲れる状況になり、発言しても否定されることが明白だったので、アイデアを出すことをやめました。
最終的には片道2時間もかけて送迎することになりましたが、その後にもう一つトラブルが発生しました。
この方も高速道路を使わないと迎えに行けない距離に住んでいました。
職員たちは「これ以上は無理だから断ろう」という意見が広がりました。
私はその考えは危ないと感じながらも、口に出すことはしませんでした。
案の定、クレームになりました。
感情的に考える人たちは、逆の立場になっても考えることができても、広い視野で物事を考えることが難しいため、このような問題が生じます。
ただし、これは個々の資質ではなく、職場の環境や方針によるものだと私は考えています。
自分の意見が言えない職場の改善は経営を考えること
これはあくまで私の持論ですが、経営的な視点で介護福祉サービスを考えれば、非常に改善されるはずです。
むしろ経営的な考え方を職場が持てば、意見が多角的に必要だからです。
私が経験した送迎サービスの問題も最初の段階で感情的にならず、リスクを検討していればクレームに発展しなかったということです。
「かわいそうだから助けなければならない」という福祉的な視点は重要ですが、結局クレームにつながったことは恥ずべき出来事です。
言い換えれば、職員が無理をすることや、感情で例外を決めてしまうことがリスクです。
これらのリスクを職場環境がしっかりと把握していれば、こういった問題は発生しなかったでしょう。
現場では、福祉の理念と経営の側面を同時に考える必要があります。
例えば、今回の経験から利用者の送り迎えが難しい場合、1人の利用者を失うと報酬が減少します。
経営的に難しい判断が必要です。
このような問題に対処するには、職員間でバランスを取りながら考えることが重要です。
自分の意見を言えないと、限られた人しか考えが出ませんし、発展も期待できません。
まとめ:【経験談】自分の意見が言えない職場の怖さ【介護・福祉】
慎重に選ばないと介護や福祉の職場には、アイデアを出しにくい職場の問題が存在します。
これは他の業界でも見られるかもしれませんが、私の経験から言えるのは、介護や福祉業界では特に顕著だと思います。
感情的な仕事から離れた職場は、経営的な視点が考慮されている可能性が高いです。
そのため、人間関係も比較的良好な傾向がありますが、もちろん経営的な視点がどのようなものかによっても状況は変わります。
(経営感覚が強すぎて、バランスが悪く法的に危険な職場もあります)
職場の選択は難しいものですが、介護や福祉業界は感情が大きく影響する傾向があります。
一般的な業界では利益が最優先されることが一般的ですが、介護や福祉業界においてはその概念がないため、感情的な要素が重要視されやすいのが特徴です。
しかし、選び方さえ間違えなければ、「自分の意見が尊重され、働きやすい職場」はたくさん増えてきています。
ですので、そのような職場に転職するチャンスをつかむことが、仕事に対する満足度につながっていきます。
\最後まで読んでくれてありがとう♪/