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介護や福祉の仕事は楽しくてやりがいがあるものです!実体験に基づく記事にしています。

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介護現場がもっと楽しくなる!仕事の面白さを高める3つのヒント

介護・福祉職の仕事が楽しくなる方法があります。もっと「楽しくしましょう!」

人事担当者として1000人以上の介護・福祉職の方々とお話してきました。(プロフィールはこちら>>)

「介護・福祉の仕事が楽しくない!」

「せっかくだったら、介護や福祉の仕事を楽しみたい」

「職場には不満がないけど・・・面白しろくないことは自分が原因だと思っている

 

「介護現場がもっと楽しくなる!仕事の面白さを高める3つのヒント」というタイトルからお察しいただけるように、介護・福祉の仕事悩む人に向けて、仕事の面白さを高める3つのヒントをご紹介します。

 

せっかく働いているのですから、楽しむことができれば、気持ちよく日々を過ごすことができるのではないでしょうか?。

 

良い職場であるに越したことはありませんが、職場がどんなに働きやすい環境であっても、自分自身のメンタル心構えが仕事のやりがいや楽しさを決定づけます。

 

職場に満足しているのであれば、少しだけ仕事を楽しむ努力をしましょう。

「仕事を楽しむこと」に関しては、与えられるものではありません。

 

介護・福祉の仕事を楽しむためには、自分自身が楽しむことのできるポイントを見つけ、それを大切にすることが大切であり、楽しくなるためのアプローチを探すことが必要です。

今回は「介護現場がもっと楽しくなる!仕事の面白さを高める3つのヒント」をお伝えします。

 

こんな方にオススメ♪

・介護や福祉の仕事を面白くして、思いっきり楽しみたい方へ

 

結論
・「知識」と「技術」そして「価値」に着目して、仕事に取り組みましょう!

\ あなたにとって理想の職場/

介護現場がもっと楽しくなる!仕事の面白さを高めるには?

自分の強みを活かせる仕事や、好きな仕事に取り組むことは「やる気」を引き出し、仕事を楽しむための重要なポイントです。

 

ただし、他人に自分の苦手な仕事を押しつけたり、適材適所を勘違いして仕事を選んでしまうと、人間関係が悪化し、楽しさが失われる可能性があります。

そのため、仕事を楽しむためには「ある程度の仕事に対するオールマイティさ」が必要です。

 

例えば、介護職では「記録をすること」が求められますが、自分が苦手だからといって、記録をしないというのは良いことではありません。

周囲からの評価も下がってしまい、人間関係に悪影響を及ぼす恐れもあります。

自分の得意不得意を把握し、苦手なことにもチャレンジしながら、全体として業務をこなすことが大切です。

介護現場がもっと楽しくなる!仕事の面白さを高める3つのヒント:総論

実は「長所を伸ばそう」という考え方は、介護・福祉の仕事を楽しむ上ではあまり適していないと思われます。

まずは、職務における基本的な業務を最低限できるようになることが最初のステップになります。

 

たまに「長所を伸ばそう」という指導係の職員がいますが、「最低限の仕事が全てできることが先」と私は伝えていました。

 

小・中学生なら「長所を伸ばそう」はとてもよくわかります。

しかし、社会人は「プロ」なわけです。

最低限の仕事力は必須です。

 

つまり、特定の業務にだけ興味を持つのではなく、ある程度の幅広い業務に対応するオールマイティさが必要になります

最低限の業務しかできないようであれば、仕事で活躍することは難しいでしょう。

 

適材適所の考え方に基づいて、「基本的業務は最低限でき、特定の業務については周りの人よりも突出してできる」という理想の人材像を目指すことが大切です。

 

例えば、プロ野球選手でも、「野球全般できるがその中でも、得意なポジションがある」というように、基礎力が高くなおかつ特定の役割に秀でた人材は大切な存在です。

ある程度、全体的にこなせる幅広いスキルを持った人材の方が、組織的には使いやすいと言えます。

 

自分が得意なことを生かすことはもちろん大切ですが、仕事で活躍するためには、苦手なことにもチャレンジし、努力する姿勢が求められます。

 

介護・福祉業界でもプロと同じく、成果を生むためには努力が必要です。

それには、苦手なことも避けずに取り組むことが必要であり、オールマイティさや幅広いスキルを身につけることが大切です。

 

介護・福祉の仕事は事務的な仕事も実際には多いです。

「利用者の日々の様子を記録した面談をした記録」

「介護や支援を計画した書類利用契約書類」

「・・・etc」

膨大な事務仕事があります。

 

「現場での仕事は得意だが、机に座って仕事をすることが苦手だから後回し」

そんな状況になると溜め込むことになります。

 

溜め込んだ事務仕事を、他職員が発見して全く仕事をしていないと評価をされます。

頑張って「膨大な事務処理をしよう!」とすると苦手な仕事であるため時間がかかります。

そのため、現場の仕事は誰かが肩代わりしなければいけません。

 

事務の仕事を「誰かが肩代わりする」方法も取れますが、「担当しかわからない」ことも実際にはあり、その部分は肩代わりしようがありません。

 

苦手だからといって、「取り組まない・優先度が低い」そんな仕事のやり方をするといつまでも楽しくありません。

なので、その職務における最低限の仕事は処理できるレベルがあって得意なことを伸ばす こと仕事が全体的に楽しくなってきます

介護現場がもっと楽しくなる!仕事の面白さを高める:苦手なものを優先しよう

「自分の強みを見つけよう!」

「自分の長所を伸ばそう!」

自分の強みを伸ばすことが大事であることには変わりないですが、仕事となると自分自身の課題にも向き合う必要があります。

 

長所や得意なことが素晴らしいことに変わりはありませんが、最低限の業務に対応できなければ、人間関係が悪化してしまい、仕事が楽しくなくなってしまうからです。

 

例えば

「あの人はパソコン作業を覚えようともしない。すぐ逃げる」

そんな陰口を叩かれるかもしれませんよ?

自分が苦手とする業務に取り組むことで、改善していくと共に、周囲との信頼関係も高まっていくことがあります。

 

ですので、「苦手なものを優先する方法」が仕事を楽しくするためには有効なアプローチです。

 

本を読んで自己啓発を行うことも大切ですが、それだけではスキルが向上することはなく、アウトプットが大事になります。

 

例えば、記録が苦手だとして著書を読んだとしたら、その後に業務レベルで実践してみることが大切です。

 

本を読んでもスポーツが上手くならないように、仕事も繰り返し練習することで上達するのです。

ある程度のスキルがついたら、「楽しい!」とまでは行かなくても、「つらい」とは感じなくなってくることがあります。

 

この時に、仕事を全体的に俯瞰して楽しいと感じることができれば、仕事のやりがいを高めることができます。

介護現場がもっと楽しくなる!仕事の面白さを高める:資格取得は連続性

介護や福祉の仕事は未経験でも活躍できる部分はあるのですが、仕事において自分の得意なことや自信ある武器を持つことは必要なことだと思います。

 

そのために次の考え方としては、「資格を習得する」ことです 。

 

この方法が、待遇面を改善し、転職が必要になった場合は有利になるので一番のお勧め方法です。

資格を習得することによって、知識も技術も身につくことになります。

 

介護や福祉の仕事では、資格がないと出来ない仕事もあります。

そして「資格取得者が実務経験をクリアすることを要件」に、さらなる資格を取ることも可能になります。

 

連続性がある資格が多いことも、介護・福祉の資格の特徴です。

 

介護初任者研修から介護福祉士にステップアップしたり、介護福祉士から介護支援専門員にステップアップしたり、そのように資格取得は自分に自信をつける事にもなり仕事が楽しいと感じることにつながっていきます。

介護現場がもっと楽しくなる!仕事の面白さを高める:いろんな価値に目を向けてみる

介護や福祉の仕事では、利用者を中心に考えることが大切です。

しかし、利用者主体の考え方に対する職場の価値観は様々です。

そのため、柔軟な考えが必要です。

 

異なる価値観を受け入れることで、自分自身にとって新たな発見があるかもしれません。

頑なに他の価値観を受け入れないよりも、相手の意見に耳を傾ける姿勢が、自分の価値観を広げることにつながります。

 

介護や福祉の仕事に楽しみを見つけることで、よりやりがいのある仕事になるでしょう

まとめ:介護現場がもっと楽しくなる!仕事の面白さを高める3つのヒント

今回は、典型的に人が成長する要件である「知識、技術、そして価値観」を軸に3つのヒントをお話しました。

仕事が「つらい」の状態から、「好き」「楽しい」「面白い」と思えるようになると、必ず自分自身のスキルも上がります。

 

「仕事ができる職員」や「責任を全うする職員」と評価されるようになるためには、自己啓発が必要です。

 

特に、資格取得は仕事を楽しむ上で有効な手段です。

色々な価値観を吸収しながら、スキルアップすることで、仕事が楽しくなるでしょう。

 

しかし、基本的には職場の力がとても大切です

良い教育体制が整っている職場や労働環境がそもその整っていないと「仕事がつらい」ということからは抜け出すことができません。 

\最後まで読んでくれてありがとう♪/

 

参考になれば幸いです。