「介護・福祉の仕事が楽しくない!」
「せっかくだったら、介護や福祉の仕事を楽しみたい」
「職場には不満がないけど・・・自分が原因だと思っている」
いくら職場が「良い職場」であっても、自身の問題で「楽しくない」と感じてしまうことはあります。
介護や福祉の仕事を楽しくするための基本的なものとしては、「職場の効果」が絶大なものになってきますが、職場が「働きやすい環境」に整っていても、自身のメンタル的なもので働く・楽しさは変わってきます。
今回は「介護・福祉の仕事が楽しくなる3つの効果的な方法」をお伝えします。
・仕事をすきになりたい方へ
・自分ができることを増やしたい方へ
・介護や福祉の仕事を思いっきり楽しみたい方へ
介護・福祉職の仕事が楽しくなる3つの効果的な方法
自分の強みを活かせたり、好きな仕事は「やる気」が出て仕事が楽しくなります。
ただし、「仕事を楽しむ」ために他人に「自分の苦手な仕事」を押し付けている可能性を考えなければなりません。
「適材適所」と勘違いしてしまうと、「人間関係が悪化しやすい」状況になります。
ですので、仕事を楽しむためには「ある程度の仕事に対するオールマイティさ」が必要になってきます。
例えば、「介護職であれば『記録』をすること」が必要になってきます。
この記録が苦手だからといって「私は記録をしません」となってしまった場合、いくら自分ができる仕事頑張っても「あの人は記録をしない=仕事をしない」という評価になってしまうことがあります。
周りから不評を買ってしまうことになりかねません。
介護・福祉職の仕事が楽しくなる3つの効果的な方法:総論
「長所を伸ばそう」という考え方は仕事を楽しむ上では、あまり適さないのではないかと思います。
その職務において基本的な業務とされる最低限できてからのことになります。
少し厳しい言い方になりますが、最低限の仕事しかできないのに「特定の業務だけ興味を持つ」ことは組織的に見れば使いどころがあまりない職員になります。
「適材適所」の考え方に理想的な人材は、「基本的業務は最低限はでき、特定の業務に関しては周りの人材よりも突出してできる」ことです。
そうなると周りの評価はとても高くなります。
「得意なもの」があることは大切です。
プロ野球選手でも得意な(専門)ポジションが決まっている選手が多いです。
決まってはいますが、野球に関して全般的に一般の人よりも長けています。
だからプロ野球選手になれるのです。
「打つ」ことは得意だが、「守る」ことは「苦手」だからしない。
そんな選手であれば、代打の場面でしか使えません。
プロ野球のレギュラーとしては「使いにくい状況」になります。
「何かだけ突出している人材」よりも「全てにおいて、それなりにこなす人材」の方が「使える人材」と言えます。
ですので、プロ野球選手はレギュラーになるために、得意な部分も強化しつつ弱点を克服するという過酷なトレーニングをします。
介護・福祉業界で働く人材も、働くことで給与をもらっていますのでプロと言えます。
成果を生むための努力は必要なのです。
そのために苦手なことも避けずに取り組む姿勢が必要です。
介護・福祉の仕事は事務的な仕事も実際には多いです。
「利用者の日々の様子を記録した面談をした記録」
「介護や支援を計画した書類利用契約書類」
「・・・etc」
膨大な事務仕事があります。
「現場での仕事は得意だが、机に座って仕事をすることが苦手だから後回し」
そんな状況になると溜め込むことになります。
溜め込んだ事務仕事を、他職員が発見して全く仕事をしていないと評価をされます。
頑張って「膨大な事務処理をしよう!」とすると苦手な仕事であるため時間がかかります。
そのため、現場の仕事は誰かが肩代わりしなければいけません。
事務の仕事を「誰かが肩代わりする」方法も取れますが、「担当しかわからない」ことも実際にはあり、その部分は肩代わりしようがありません。
苦手だからといって、「取り組まない・優先度が低い」そんな仕事のやり方をするといつまでも楽しくありません。
なので、その職務における最低限の仕事は処理できるレベルがあって得意なことを伸ばす ことで仕事が全体的に楽しくなってきます 。
介護・福祉職の仕事が楽しくなる効果的な方法:苦手なものを優先しよう
「自分の強みを見つけよう!」
「自分の長所を伸ばそう!」
そのような業務指導方針が間違ってるとは全く思いません 。
しかし、学生レベルであったらそれでも構わないのですが、仕事となると自分の課題というのも向き合っていく必要があります。
理由は、自身の長所が素晴らしくても、最低限の事が出来ていなければ仕事の「人間関係が悪化しやすい」からです。
職場の人間関係が悪化してしまうと、仕事は楽しくなくなります。
ですので、意外かもしれませんが「苦手なものを優先する方法」が仕事を楽しくするために有効です。
「苦手な業務の知識を手に入れたい!」として本を購入して、自己啓発を始めたとします。
例えば、先ほどの例題で言えば「記録が苦手だから、記録に関する著書を読んで参考にしようとする」とします。
多くの方はここで「満足しがち」です。
それをアウトプットすることが必要になります。
つまり「業務レベルになるまで」練習をしなければならないということです。
本を読んでも、スポーツは上手くなりません。
練習することで上手くなっていくのです。
ある程度の格好ができるようになれば、「楽しい!」とは思わなくても「辛い」と感じることは薄くなってきます。
その時に「仕事を全体的に、俯瞰して楽しい」と感じていれば成功したことになります。
介護・福祉職の仕事が楽しくなる効果的な方法:資格取得を目指してみる
介護や福祉の仕事は未経験でも活躍できる部分はあるのですが、仕事において自分の得意なことや自信ある武器を持つことは必要なことだと思います。
そのために次の考え方としては、「資格を習得する」ことです 。
この方法が、待遇面を改善し、転職が必要になった場合は有利になるので一番のお勧め方法になります。
資格を習得することによって、知識も技術も身につくことになります。
介護や福祉の仕事では、資格がないと出来ない仕事もあります。
そして「資格取得者が実務経験をクリアすることを要件」に、さらなる資格を取ることも可能になります。
介護初任者研修から介護福祉士にステップアップしたり、介護福祉士から介護支援専門員にステップアップしたり、そのように資格取得は自分に自信をつける事にもなり仕事が楽しいと感じることにつながっていきます。
介護・福祉職の仕事が楽しくなる効果的な方法:いろんな価値に目を向けてみる
介護や福祉の仕事では「利用者主体」であることが、絶対的なものとしてあるのですが、実はこの「利用者主体の考え方に対する価値観」も様々にあります。
それを柔軟に受け入れることによって、自分自身の新たな発見も出てきます。
つまり頑なに他の価値観を受け入れないよりも、耳を傾ける姿勢が自分の価値観を広げることになります。
まとめ:介護・福祉職の仕事が楽しくなる3つの効果的な方法
「知識と技術そして価値」について今回はお話しました。
仕事が「好き」の状態から仕事が「楽しい」と思えるようになってくると、必ず自分のスキルも上がってきます。
周りはその様子を「しっかり」と見ています。
その姿をみて「仕事ができる職員」「責任を全うする職員」と評価されます。
ですので、「自己啓発」については積極的に取り組んだほうが良いです。
特に資格習得は仕事を楽しむ上で有効です。
色々な「価値観を吸収しながら、仕事が楽しめる様にスキルアップをしよう!」とするのであれば、やはり基本的には職場の力が大きいです。
教育体制がしっかりしているような、良い職場に巡り合えることは、たくさんの求人票から見つけることが至難の技だと思います。
下記のノウハウを使うことによって、『驚くほど簡単』になると思います。
参考になれば幸いです。